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23日(祝水)、浦和競馬場(晴、良)で第26回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)が行われ、レーザーバレット(JRA)が初重賞制覇を飾った。

レースは5番人気のルベーゼドランジェ(JRA)が内枠が先手を主張し、3番人気のサウンドガガ(JRA)、4番人気のリアライズリンクス(浦和)が追走し、好位の後ろに圧倒的1番人気の支持を受けていたタガノトネール(JRA)、レーザーバレットは中団につけていた。3コーナーを過ぎてタガノトネールが先行集団に加わった。直線では振り切りにかかったルベーゼドランジェに、大外からレーザーバレットが接近。ゴール前で鮮やかに抜け出したレーザーバレットが勝利を収めた。

ルベーゼドランジェは1馬身1/2差の2着、3コーナーから動いていったタガノトネールは3/4馬身差の3着で、クビ差の4着にサウンドガガが入り、JRA勢が上位を独占した。地方馬はトーセンジャガーの5着が最高だった。

勝ったレーザーバレットは父ブライアンズタイム、母コンプリカーター(母父Mr.Prospector)の牡7歳、鹿毛。美浦・萩原清厩舎所属。2011年のドバイ遠征を含む6度目の重賞挑戦で初制覇を飾った。通算22戦8勝(中央19戦7勝)。戸崎圭太騎手とはこれが初コンビだった。

【関係者のコメント】
1着 レーザーバレット(戸崎圭太騎手)「調教師から調子は良いと聞いていて、自信を持っていきました。ある程度、先行馬が揃っていたので、その後ろにつけられたらと思っていました。スタートで躓きましたが、その後はいいフットワークでした。最後の脚はいいものを持っていると思っていましたし、その通りに伸びてくれました。跨った時からいい馬だと思いましたし、これからも期待できると思います。今日は朝早くから(豪雨による災害への)募金活動にもご協力いただき、ありがとうございました。レーザーバレットもこれからまた頑張ってくれると思います。応援よろしくお願いします」

2着 ルベーゼドランジェ(岩田康誠騎手)「前走に比べて、今日は元気がありました。レースはスタートから出していって、自分のリズムで競馬ができました」

4着 サウンドガガ(武豊騎手)「普段は掛かっているくらいの馬ですが、追っつけていくような感じでいつもの行きっぷりではなかったです。物見をしていましたし、初コースの影響かもしれません」

5着 トーセンジャガー(的場文男騎手)「今日は『好きに走ってくれ』という気持ちで乗ったらうまく走ってくれました。気分屋なのかもしれません。地方馬最先着ですか、これだけの相手にもよく走ってくれています」

(取材:山本直)

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