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佐賀競馬場で行われた統一ダートグレード競走(Jpn3)第39回佐賀記念(1着賞金2300万円、ダート2000)は全国から11頭を集めて行われ、終始3~4番手を進んだ6番人気の伏兵ピイラニハイウェイ(JRA栗東・吉田直弘厩舎、川田将雅騎乗)が最後の直線で内から抜け出し快勝した。勝ち時計は2分05秒7と昨年メダリアビートが記録したコースレコードを0秒3更新するもの。

 1馬身差の2着に逃げた3番人気のタカオノボルが続き、中団グループの後ろを進んだ4番人気のマイネルアワグラスがアタマ差の3着に追い込んだ。2番人気のメダリアビートは伸び切れず4着。1番人気に推されたオオエライジン(兵庫)は2~3番手を進んだが直線で力尽き5着(地方所属馬では最先着)だった。

 勝ったピイラニハイウェイは父シルバーデピュティ、母トロピカルブロッサム(その父サンダーガルチ)という血統の牡7歳馬。3歳1月にJRA小倉でデビューし2戦芝のレースを走って結果が出ず3戦目にダートで初勝利。以後ダート路線を歩んでオープン競走は勝っていたが重賞には手が届いておらず今回が重賞初勝利だった。地方競馬の競走は3戦目で初の勝利。通算成績は41戦7勝。
 騎乗していた川田騎手、管理する吉田調教師は昨年夏のサマーチャンピオン競走(スーニ)に続いて佐賀のダートグレード競走連覇、共にコースレコードでの勝利となった。


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