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今年度の顕彰馬選定記者投票の結果が発表され、2007年に牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制するなどGI(JpnI)7勝を挙げたウオッカが、顕彰馬として選定された。

 顕彰馬に選ばれるには、186名の記者投票の4分の3(140票)以上が必要となる。投票ではウオッカが157票(得票率84.4パーセント)を集め、史上29頭目の顕彰馬となった。牝馬としてはクリフジ、トキツカゼ、メジロラモーヌに続いて4頭目の選出。

 なお、得票数2位のエルコンドルパサーは118票(得票率63.4パーセント)で、今年も条件を満たせず顕彰馬に選ばれなかった。

 選定対象は、1990年4月1日から2010年3月31日までに競走馬登録を抹消した馬。ただし現役馬と競走馬登録抹消1年未満の馬は対象とならない。

<得票数上位5頭>
1位 ウオッカ       157票
2位 エルコンドルパサー  118票
3位 スペシャルウィーク   29票
4位 アグネスデジタル     7票
5位 サイレンススズカ     5票

★谷水雄三オーナーのコメント
「たいへん光栄に思います。これまで応援してくださったファンの皆様、また関係者の皆様に心より御礼いたします。5月2日には、アイルランドでシーザスターズの牡馬を無事出産し二重の喜びとなりました。タニノギムレット、ウオッカに続き子供たちも素晴らしい活躍をしてくれるよう、今後も見守ってまいりたいと存じます」

★角居勝彦調教師のコメント
「年度代表馬にも選出していただきましたが、競馬史に名を残し語り継がれていく”顕彰馬”に選出していただき嬉しく思います。また、管理した調教師として大変光栄なことだと感じております。牝馬でありながら顕彰馬に選ばれたことは本当に偉大なことだと思います。これからも頑張って顕彰馬に選ばれるような馬作りに努めたいと思います」

(JRA発表による)


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