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3日(日)フランス・ロンシャン競馬場で行われた第89回凱旋門賞(GI・芝2400m)に出走した日本馬2頭は、直線半ばで先頭に立ったナカヤマフェスタが、懸命の頑張りを見せながらも叩き合いの末、頭差2着の惜敗。ヴィクトワールピサは7着(8位入線も繰り上がり)に終わった。

勝ったのは今年のイギリスダービー馬ワークフォースで勝ち時計は2分35秒30(重馬場)、管理調教師はM・スタウト、勝利ジョッキーはR・ムーア。

~日本馬の関係者のコメント~

ナカヤマフェスタ(蛯名正義騎手)
「馬の力は出せました。勝ちたかったですが、良い競馬はできたと思います。まだ4歳馬なので、もう一度挑戦したいです。レースは道中不利もありましたが、多かれ少なかれ、レースとはそういうものです。ナカヤマフェスタは前哨戦を使ったことで、力まず上手に走ってくれました。自分自身も舞い上がらず、集中して騎乗することができました。馬にはありがとうと言いたいです」

ナカヤマフェスタ(二ノ宮敬宇調教師)
「みんなが努力して2ヶ月戦ってきました。与えられた仕事をしっかりこなし、馬もだいぶ成長しました。みんなが1つの目標に向かって、仕事ができたと思います。今日はずいぶん馬が落ち着いていました。1回競馬を使ったことが良かったのだと思います。不利もありましたが、それも競馬だと思います。また2着という結果は、まだまだ勉強が足りないと思います。チャンスがあれば、また挑戦したいです」

ヴィクトワールピサ(武豊騎手)
「結果は残念でした。前がごちゃついて、スムーズに運べませんでした。直線で外に出して、伸びてくれると信じましたが、ジワジワとしか伸びませんでした」

ヴィクトワールピサ(角居勝彦調教師)
「結果は残念です。ニエル賞よりも(馬は)だいぶできているようでした。凱旋門賞には来年以降も挑戦していきたいですし、他の日本馬もどんどん挑戦してもらいたいです」

(JRAからのリリースによる)


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