社台スタリオンで種牡馬として繋養されていたナリタトップロード(牡9歳)が今日、午前1時、心不全のため死亡したとの連絡がJRAに入った。
ナリタトップロードは今年1月に膀胱結石が認められ、内科療法によって経過観察をしていたが、10月8日に結石の摘出手術を行い、術後の経過は順調だったものの、今月5日にセン痛を発症したため、治療を行っていたことろだった。
関係者のコメントは以下のとおり。
●山路秀則氏(オーナー)
種牡馬としても期待していたけれど、大変残念です。
●沖芳夫調教師(元・管理調教師)
現役時は本当に活き活きして頑張ってくれたし、種牡馬になってからも本当によく頑張ってくれていました。
最後は眠るようにして息を引き取ったと聞いております。亡くなるには早すぎますが、とにかく安らかに眠って欲しいと願っております。
●渡辺薫彦騎手(元・主戦騎手)
私にとって、この馬はかけがえのない存在であったので、大変ショックを受けています。
今後は彼(ナリタトップロード)の分も、騎手として頑張っていかねばと思っています。
どうか安らかに眠ってください。
◎ナリタトップロード
1996年4月4日生まれ(9歳)牡、栗毛
父 サッカーボーイ
母 フローラルマジック
(母の父 アファームド)(母の母 レア レディ)
北海道沙流郡門別町産まれ
<競走成績>
30戦8勝(うちGI1勝、GII4勝、GIII2勝)
1999年 きさらぎ賞、報知杯弥生賞、菊花賞
2001年 阪神大賞典
2002年 京都記念、阪神大賞典、京都大賞典
馬主 山路秀則
騎乗騎手 渡辺薫彦(25戦)、四位洋文(3戦)、的場均(2戦)
獲得賞金 9億9011万2000円
種牡馬としての供用期間 2003年〜
種付頭数 03年131頭、04年95頭、05年85頭
(JRA報道室発表による)
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