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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第408回放送番組審議会

第408回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2022年12月21日(木)11時30分から

番組審議会委員

井口委員長、竹内委員、谷垣委員、仲宇佐委員、本川委員、<意見事前送付>山下委員

会社側

吉田京太 代表取締役社長、川畑直央 デジタル戦略局次長 兼 編成部長 兼 番組審議会事務局長、本多麻記子 制作局長 兼 制作部長

2022年12月21日に開催した第408回ラジオNIKKEI放送番組審議会の審議内容を法則します。試聴番組は11月1日・火曜日ひる12時から放送した「支局記者が語る地域再生」をお聴きいただきました。 委員の皆様からは

委員の皆様からは

地方創生というと、日本が抱えている一番大きなテーマということで、特に1回目は徳島県・神山町を取り上げていました。ラジオならではというか、高専の取り組みを紹介するいろいろな数字など、一つ一つ聴いていると、非常にわかりやすかったです。映像がない分、余計に集中でき、それがとても特徴的で伝わりやすかったです。抱えている課題と、地域の教育というのは、二つの社会課題の解決に取り組んでいらっしゃるところはすごくよくわかりました。アートについても、音声だけでもすごく違った形で魅力を感じることができてとても良かったです。日経新聞とのコラボレーションについても、特に地方版の記事は割と地方にいるとよく読むのですが、なかなか東京にいると見る機会が少ないので、このような形でラジオとコラボレーションすることはいいことだと感じました。

地方は「話題の宝庫」で、このように地域の支局の方がその地域の話をしてくれる機会はとても面白く、貴重な機会だと思います。支局長の発言も、わかりやすく滑舌もよく、落ち着いてお話されていて、記者ならではの立場で、校長や町長のコメントなどを、それぞれの意見紹介をしていて、わかりやすく面白く伝えていたことが印象的でした。またゆっふぃーさんの起用も柔らかい雰囲気が加わってよかったと思いました。AIアナウンサーがニュースを読むことについては、雰囲気を変えるという意味でいいのかなと思いますが、好き嫌いが分かれるかと思いました。

この番組で取り上げているマクロのものではない、紙面では紹介できない各支局長が持っている情報を番組で紹介する視点はいいことだと思います。内容については、「高専の説明」に集中し過ぎだと思いました。高専があることにより将来若い方・卒業生がここで就職して、さらに町の人口が増えるといったような、地域再生についてもう少し踏み込むと、さらにテーマに沿った形になったのではないかと思いました。支局長とパーソナリティのお二人の掛け合いがとてもよかったです。

地方創生のラジオ番組というのは、他局でも多く放送している中で、この番組は地域でたくさんの情報や取材ルートをもつ支局長の方が直接お話するところがすごく強みであり、生きている番組であると思いました。今回の神山高専のテーマについても、話の構成が興味深く、導入部分もトーク展開も面白かったです。ビジネスの一環として始まった成り立ちというのも非常にラジオNIKKEIならではの視点だと思いました。支局長の普段の取材や編集などから、客観的に伝えている点は非常にわかりやすかったのですが、ラジオメディアという特性上、もう少しお人柄が出たりとか、個人的な見解や感想など、もう少しにじみ出たり溢れてもいいのかと思いました。

AIアナウンサーのニュースについては、新たな取り組みなど、いろいろ事情はあるかと思いますが、ゆっふぃーさんが読まれてもいいのではないかと個人的には思いました。例えば本当に客観的なデータだけを伝えるということであれば、AIでもいいかもしれないのですが、温かみのあるその地域のニュースという特性を考えると、人が読んでもいいのではないかと思いました。

テーマについては地域ごとに毎回変わるということで、その内容はバラエティに富んでいて良いと思います。若干、語り口が原稿を読んでいるかのような、硬さというか、単調さみたいなものを感じました。出演者二人だけの会話といった印象もあるので、少しリスナーへの語りかけみたいなニュアンスを意識してみてはどうでしょうか?

等の意見がありました。