第386回放送番組審議会の概要をお知らせします。
開催日時
2020年10月22日
番組審議会委員
井口委員長、池田委員、仲宇佐委員、本川委員
会社側
吉田京太代表取締役社長、大野敦志編成局長兼放送番組審議会事務局長、宮崎裕一報道制作局シニアプロデューサー、川畑直央編成部長兼放送番組審議会事務局、滝澤崇央 ニュース報道部兼放送番組審議会事務局
今回の番組審議会は、今回の視聴番組は7月14日に放送したシリーズ特別番組「聴く防災手帳」です。委員のみなさんからは、
●とてもいい番組だと思いました。防災の番組は、それを目掛けて聴きに来る人は少ないと思うので、たまたまお昼に流れてくる、それをお昼を取りながらといった「ながら聴き」して一部でも、耳に残ればそれで成功だと思うので、普段聞いているラジオからこのような情報が流れてくるのは良いことだと思いました。番組タイトルも短くてシンプルでいいなと思いました。お便りの紹介といったリスナーとの双方向性の要素もあって、15分でも聴きやすく充実した内容でした。
●わかりやすくていい番組でした。話されているお二人の雰囲気も良く、感じよく思いました。1点だけ、話し方として一部少し早口というか、メモ書きしたいなと思ってもそれに追いつけない早さだったので、具体的にどんなものが入るかのところは少しスピードを落として話された方がよかったなと思いました。後半に具体的なトイレや缶詰の話になりましたが、防災に意識ある方でも「それは考えてなかった」という気づきのようなものがひとつふたつあればいいなと思いました。ただ全体としてはためになりました。
●いい番組だと思いました。特に出演された先生が大学で学生を相手に話しているからだと思いますが、「旅行カバン現象」とか、「タンスの肥やし現象」とか、「なんだろう?」と思うことをわかりやすい言葉で解説していて、最後の方でも普段食べないものは災害の時にも食べないとか、普段やっていないことは災害の時もできないとか、短い言葉で印象に残る言葉を選んでいるなと感じました。どうしてもマスト用品がわからないと、品目がどんどん膨らんでいくことになりますので、その品目のピックアップは教えていただきたかったなと思います。
●番組の性質として積極的に聞きに行くタイプの番組ではないので、その中で話の運びなどが上手だなと思いました。そういう側面から聞いているリスナーからすると、ポイントが多くて、15分の尺は長いかな、集中し続けるのが難しいかな、1回ごとを短くしてみてポイントごとに強調するともう少し伝わるのかなと思いました。
・・・などの意見がありました。
以上