第384回放送番組審議会の概要をお知らせします。
開催日時
2020年7月15日
番組審議会委員
井口委員長、池田委員、仲宇佐委員、本川委員
会社側
吉田京太代表取締役社長、川畑直央編成部長兼放送番組審議会事務局長、間宮孝佳マーケット報道局ディレクター 、滝澤崇央放送番組審議会事務局
今回の番組審議会は、新型コロナウイルス感染予防対策を講じたうえで、約5か月ぶりに委員の皆様に参集いただき審議会を開催しました。
冒頭に、会社側からは吉田新社長の就任あいさつと、新型コロナウイルスの対応と放送への影響について報告しました。
今回の視聴番組は、5月26日(火)16:30から15分番組、ラジオNIKKEI第1で放送した、「マーケット・トレンドPLUS」 です。
委員のみなさんからは
●大橋ひろこキャスターの仕切りと、聞き手・受け手としての話の聞き出し方・切り返し方が非常に上手で、すごくマーケットのこともよくご存じなので、信頼感もあり、聴き役として本当に素晴らしいパフォーマンスをされていると感じました。一つ細かいことで気になったのが、オープニングから流れているBGMが、途中で突然切れる部分に違和感がありました。もうちょっと早くにフェードアウトするか、低く流しておくなどの対応をした方がよろしいと思いました。投資家リスナーには非常に有益な番組なのではないかと思います。
●大橋さんの合いの手や相槌がリズムを作られているし、ご自身もベースの知識もあるので、たとえ話や質問が的確でとてもよかったです。亀井さんもお話が上手で、大橋さんとのリズムがすごくよく、15分の番組でしたが、情報量が非常に多く、メモを取っていても話の濃さがよくわかりました。番組としても「デリバティブ」とか「コモディティ」という切り口はとてもおもしろく、この番組でしか聞けないような切り口・情報を流しているのは意味があると思います。
●コンパクトにわかりやすく放送をまとめていると思いました。この手の放送や雑誌等の情報は、「どちらかに偏り、何かをあおる」ものになりがちですが、ニュートラルにうまく番組をつくられていると思いました。内容がわからなくてきいたとしても、あとでメモをしたものを調べていくと、ディープな世界を調べることができる端緒となる番組であると思いました。一点だけ、出演者の方々はわかっている情報で、「そこは先は言わなくてもわかっている」という世界のことも補って、一般の方たちにガイドを示すような合いの手があるともう少しわかりやすくなると思います。
●大橋キャスター大変貴重なキャスターの方です。話している内容は日経新聞に記事が載っていても不思議ではないような情報が話されていましたが、逆に言うと、リスナーの方々がどのようなレベルにいらっしゃるのかわからないのですが、若干難しいと感じる方もいらっしゃるかるかなと思いました。ただ商品まで投資をされている方はこのくらいのレベルの知識も持っているとも考えられます。ほかにはないようなレベルの高い番組であると思いました。
・・・などの意見がありました。