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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第379回放送番組審議会

第379回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2020年2月26日

出席者(番組審議会委員)

井口委員長、池田委員、仲宇佐委員、日髙委員、町田委員、山下委員、

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、川畑直央編成部長兼放送番組審議会事務局長、原田莉帆プロデューサー、滝澤崇央放送番組審議会事務局

この日の番組議会では、はじめに、「新型コロナウイルス等緊急時の放送への対応準備」について報告し、続いて、昨年12月29日に放送した「21世紀の台湾と日本(27)~台湾の"健やか"を訪ねて」を聴いていただき、意見を伺いました。

番組を聴いて頂いたあと、委員の皆さんから、

・ 「友好」という企画は非常にとてもよいと思います。20年間も続いているということで素晴らしいことだと思います。また、内容的には非常に盛りだくさんで、多岐にわたるテーマで面白かったのですが、一つ一つのテーマについてもう少し詳しく聞きたかったです。観光的なものをラジオで扱うのは非常に難しいのですが、ホームページなどと連動させて聴いてもらえる手立てがあると、より良さが伝わるのではないかと思いました。

・台湾との友好関係が伝わってくる雰囲気の番組で心地よかったと思います。1時間番組では、番組の中で音楽を使っていくと、アクセントとなり、流れやテンポ感もよくなってくるのではないかと思います。

・観光をラジオで扱うというのはとても難しいと感じます。駅についたときに最初のリポートが全部駅から始まってしまうとノイズがすべて一緒になってしまって、どこの駅なのか変化がないんです。もう少し音楽や街のノイズなど、その街を特徴づけるようなノイズが背景にかかっていると、すごくメリハリがつくのではないかと思いました。移動しても同じ感じだと、旅をしている感じが味わえそうで味わえないので、電車のノイズを使うなど、ラジオは耳が頼りなので、耳で旅をしている気分を要所要所で取り込めたらよかったかなと思いました。

・番組冒頭から街の音がして、台湾のリアルな感じが伝わってきて、実際にいきたくなりました。しかしインタビュー部分は、意外性が感じられず、本当のあいさつだったので、対話形式にして質問を重ねて答えを引き出すという形で深めていただければ、通り一遍のあいさつのようにはならなかったのではないでしょうか。

・音だけで聴いていると訪ねて行った場所の名前などがなかなか残らないので、映像や写真を見ながらであれば記憶に残るのですが、どこにいるのか説明を何度もするなど、いろいろ工夫が必要なのではないでしょうか。

・・・・などの意見がありました。