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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第362回放送番組審議会

2018年5月16日に開催された第362回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2018年5月16日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、仲宇佐委員、日委員、町田委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、土肥穂高報道制作局長兼放送番組審議会事務局長、山崎瑞香番組ディレクター、滝澤崇央放送番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、2018年5月2日放送された「常識破りのリーダー論」。この番組は、「識学」とよばれる考え方を基に、組織のパフォーマンスを上げる方法を説くという番組です。ご意見を聞きました。

委員の方からは:

・番組内で紹介された投稿にあるこの新入社員の方の例はすごく極端なんですけど、どう部下にアドバイスすればいいのかという部分では参考になるんじゃないかと思いました。ちょっと、「常識破りの」というところが、どこが常識破りだったのかわからなかったけれども、悩める上司にとってはヒントになることもあるのではないかというふうに思いました。

・めちゃめちゃ面白かったです。リーダーの力の無さが言われがちですけど、こんなとんでもない人が入ってきたらリーダーだってそりゃ大変だろうとよくわかりましたし、そういう人が入ってきたときに昔の常識で厳しくしていいのか、そこは違うんだよというところを潰していいのか、いけないのか、すごく迷われるところだと思うので、すごく意見が参考になったと思います。

・「常識破りの」となっていますが、ここで言っていることは全く常識であって、投書した人は何やってたんだって思いました。識学の説明があるのかなと思ったんですけど、それがなかったんで、「識学」と「常識破りの」がピンと結びつかなかったというところが正直な感想です。

・アドバイスとして言ってること自体はその通りなんだけど、普通これくらいのことは言うよねと。何が「識学」に基づくアドバイスなのかわかりません。要するに、これ、悩み相談なのかと。タイトルの「常識破り」とちょっとイメージが違うなと思いました。「識学」をもっとちゃんとやらないと、余りこの番組の独自性はないんじゃないかなと思いました。