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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第357回放送番組審議会

2017年11月8日に開催された第357回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2017年11月8日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、池田委員、仲宇佐委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、久保真人編成技術局長兼放送番組審議会事務局長、古川保彦番組プロデューサー、滝澤崇央放送番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、2017年10月26日放送 「集まれトレーダー!~シンプルFXトレード」。この番組は、独自のトレード手法と情報網でFXトレーダーから注目を集める西原宏一さんが、「FXをより実践的に学びたい」「相場やトレードの疑問点を聞きたい」という方に向けてお送りする番組です。ご意見を聞きました。

委員の方からは:

・非常にわかりやすい説明で、自分もこれを聴こうかなと思うくらいでした。特にマーケットにおけるいろいろなスケジュール感、ポイントとなるような統計や講演や会議など、こういったイベントでマーケットは動いたりするというところで言うと、そういった先のスケジュールをしっかり情報提供して、実際にトレードをされている方に判断材料をきっちりと提供されています。一方で、もう少しロングスパンで「来年は...」という話など、短期も長期も判断材料を提供するなど、わかりやすくシンプルに説明されている。方向性のようなものをはっきりとおっしゃっていて、こういうマーケットの話は大体上がるのか下がるのかわからないような発言が多いようなイメージがあるのですが、非常にそこはシンプルでわかりやすかったです。もう少し裾野を広げる意味では、これからFXトレードを始めようとされるような方々にQ&Aコーナーのようなものを少し膨らませて、初心者の方も入っていけるような番組作りをするとよいのではないでしょうか。出演者のお二人はとても合っていて、次が聴きたくなる、そういう番組でした。

・私はほとんどトレード初心者という状態のリスナーとして聴いたのですが、やはりこのジャンルの番組を長く作ってきた経験があるのだということがとても伝わってくるというか、私も中身がわからないなりにわかるというか、いい構成だと思いました。やはり大橋ひろこさんの受けと問いかけがとてもバランスがよく、そのおかげでとてもわかりやすく聴けたのではないかと思います。Q&Aのコーナーが急に私でもわかるレベルに下りてきてくれてそれはよかったのですが、ちょっとギャップをどのように考えたらよいのか、少しそのギャップに違和感を覚えました。

・わかりやすく安定感があり、これはたぶん信頼感を受けるだろうなと感じました。こういった種類の番組としては、株式ではなく為替だからというところもあるのかもしれませんが、割と西原宏一さんご自身のリスクをとった方向感を出しているというのが、いいと思います。番組の最初で専門的な話が出てきた一方、いきなりQ&Aでは初歩的な用語の話になったりするというのは、どういうリスナーを想定しているのだろうというのが少しわからず、そこがどっちつかずという感じがしました。基本的にはとても落ち着いて聴ける番組でした。