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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第356回放送番組審議会

2017年10月11日に開催された第356回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2017年10月11日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、池田委員、仲宇佐委員、日髙委員、町田委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、久保真人編成技術局長兼放送番組審議会事務局長、中野雷太スポーツ情報部長、滝澤崇央放送番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、2017年10月1日放送 「中央競馬実況中継」。この番組は、ラジオNIKKEI第1でEAST(東京・中山・福島・新潟競馬場)/札幌・函館競馬場、ラジオNIKKEI第2でWEST(京都・阪神・小倉・中京競馬場)/札幌・函館競馬場、中央競馬の全レースを、東西のアナウンサー陣が実況。60年以上にわたって全国競馬ファンの熱い声援に応え続けています。ご意見を聞きました。

委員の方からは:

・資料に「軽快で聞きやすく臨場感にあふれた」と書いてありますが、まさにその通りでわかりやすく聴きやすいと思います。完成した様式美というか、そういうものがあると感じます。正確で、ファンの皆さんも自分が応援している馬がどこにいるのかがよくわかるような、そういう意味で完成されているなと思いながら聴きました。

・アナウンサーの方もクリアな声質で凝縮された情報を早口で伝えていますが、聞き取りやすく、情報が入ってくるなと思います。スポーツ番組と違うのは、やはり1つはまさに実況とか臨場感という側面はありますが、この番組は投票される方への情報提供という側面もあり、2つの側面が両方ともきっちり入っている番組だと感じました。例えばGIだけ投票するといったファンが結構いたりとか、初心者でもGIから入るといったことがあるので、専門的な話だけでなく、一部GIのときなどには初心者向け、久しぶりに競馬を楽しむ方などが興味を持って聴けるコーナーなどがあってもいいのかなと思いました。

・コーナーごとにアナウンサーが交代しているので、ものすごくそれが聴きやすく、女性の声がはいるのもよかったです。それからすごく動物に対する、馬に対する愛情というようなものを感じられて、競馬に興味がなくて投票したりはしないけれども、動物好き、馬好きの人たちが馬の情報を聴くことによって興味を持ち、オリンピックの選手を応援するように、自分が興味を持った馬を応援するといった気持ちが、動物好き、馬好きの人たちにも湧いてくるのかな、そういう放送だなという印象を受けました。私はすごく聴きやすくてよかったです。

・コラムとかパドックからのレポートとか、すごく変化をつけて、ずっと聴いている人でも飽きずにいろいろ聴けるというのが、今まできっと考えられて、練られてきた番組なのだと感じました。あとは程よい歓声などが入って、出走前のわーっという歓声とか臨場感が程よく配されていて、情報はしっかりきけるんだけれども臨場感も味わえるというバランスが絶妙でした。

・とても安定感がありますね。構成も最初に天気や馬場の解説があり、コラムがあり、馬・パドックの解説があり、そして実況に入っていくということで、組み立てもよく考えられていると思います。解説者もゆっくり丁寧に話してくれ、わかりやすいです。実況に入り、とても急いだ感じがするのかなと思いましたが、しないですね。リズムがあってきちんとわかりました。