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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第355回放送番組審議会

2017年9月13日に開催された第355回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2017年9月13日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、池田委員、仲宇佐委員、日髙委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、久保真人編成技術局長兼放送番組審議会事務局長、滝澤崇央放送番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、2017年7月10日~7月14日放送 「みうらじゅん×いとうせいこう タイ談」。7月4日~8月27日に東京国立博物館で開催された「日タイ修好130周年記念特別展 タイ ~仏の国の輝き~」。そのみどころや知られざる情報を、タイ仏像大使のいとうせいこうさんとみうらじゅんさんが面白おかしく解説。2人の仏像愛があふれ出す番組です。ご意見を聞きました。

委員の方からは:

・結論から言うと、行きたくなったという感じです。非常に楽しく聴かせていただきました。最初は少しイメージと違うなというスタイルだったのですが、お二人の掛け合いとか面白さを見せられたのではないかなと思います。マニアックなところに視点を置いて、実際に行ってどんな感じか見てみたいなと思わせるような、これまであまり行ったことがないような若い人などには一回行って見ようかなとなる、そういうきっかけになる番組だと思っています。斬新で面白い番組だったと思います。

・ナレーションで展覧会の趣旨であるとか、そういった情報が入るであれば、そこの部分は聴いている方が想像できるようにしていただきたいのですが、少しBGMが賑やかすぎて、私も聴きながら一生懸命想像しようとしたのですがBGMに邪魔されてしまいました。BGMをポイントごとに変えると、短い番組ですがメリハリもできて、お二人のお話も際立ったのではないかと思います。

・このような行動につながる番組というのは、すごくいいと思います。これを聴いていると、試聴番組で紹介されたものを見てみたくなるというのは、やはりこの番組の魅力だと思います。みうらじゅんさんといとうせいこうさんの役割分担も、息が合っている二人なので面白かったです。

・どうしても"画"(え)のない限界、そこをどう乗り越えるか、背景的な情報を最初にやってから話に移るとか、そうすればもう少しイメージが湧くのかなという気がしました。展覧会に行くとあるボイスガイドをこのお二人にやってもらったらすごく面白いと思います。チャレンジングですが、よくできた番組だと思います。ただ、想像力を働かせる何か工夫がもっとあったらよかったのではないでしょうか。

・究極の副音声的な感じで面白かったです。