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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第348回放送番組審議会

2016年12月7日に開催された第348回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2016年12月7日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、海原委員、池田委員、藤沢委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、石井桂子執行役員編成制作担当兼放送番組審議会事務局長、土肥穂高編成制作局長、羽田野直美企画プロデューサー、滝澤崇央番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、2015年11月4日放送「かゆみのQ&A」。一般の方向けの啓発番組ですが、番組だけでなく、番組内容をパンフレットにするまでの企画全体について取り上げました。出演は順天堂大学名誉教授皮膚科特任教授、髙森建二さん、聞き手は篠崎菜穂子アナウンサーです。ご意見を聞きました。

委員の方からは:
 凄くわかりやすく出来ていて、一般の方が勉強のために聴くには まとまりもよかったし、話の筋道も立っていると思うし、それから後のフォローの仕方がオンデマンドで聴けて、チェックも出来て、最終的にこのパンフレットも作っているというので、入口から最後までしっかり出来ているというような気がしました。
・私も大変勉強になりまして、内容的に知っていることも当然ありましたけれども、かゆみがなぜ起こるのかという原因がきちんとわかりやすく説明されているので、仕組みを知っていると、どういう風に対処したらいいのかということが、聞き手の頭の中に忘れずに残るということを意識されて番組を作られているのではないのかなという気がいたしました。それから内容の専門的な文言、これはやや聞き取りにくいようなところがあったので、そういうところは女性アシスタントの方が繰り返して言っていただければいいのではないでしょうか。全部覚えている必要はないと思いますけれど、ある程度重要なカタカナなどでわかりにくいようなところ、先生がお話の仕方に味があって少し訛りがある感じなのでその良さはありますけれど、少し聞き取りにくいところがありましたので、アシスタントの方にもっとフォローしていただくとメモが取りやすいと思います。そういうことを感じました。でも、基本的な身近に起こるようなことがいろいろな病気につながっていく可能性があるということを、情報として提供していくことは、非常に意義のある番組ではあるかなと思いました。
・私も今回の放送を聴いてみて、いろいろな痒みの理屈がわかるので、様々な病気をしたときとか、不調を感じたときに理屈がわかると安心できるというところがあるのでとても良かったですし、アシスタントの方が非常に上手に誘導されるので、大変中身は良かったと思います。中身が凄くわかりやすかったのですが、サイトを見たら、残念ながらちょっとわかりにくかったです。トップページからこの番組のサイトに行って、この番組内容を見ようと思ったけど、少しわかりにくい。ようやくみつかったということがありました。もうちょっとサイトのほうを工夫されるといいなと思います。そこが惜しくて勿体無いと思いました。
・番組の中身は文句無いですが、唐突感があり、啓発番組の枠があって、この番組もある、というほうが良いかと思いました。そういう帯があって、そこにいろいろなQ&Aを時々やっていくということならわかりやすいです。何とかのQ&Aというのをシリーズ化して、この時間帯にありますというふうにしたほうが、すっと入れる気がします。中身に関しては皆さんが言ったようにわかりやすくていいと思いました。