2015年9月9日に開催された第335回放送番組審議会の概要をお知らせします。
開催日時
2015年9月9日
出席者(番組審議会委員)
近藤委員長、石川委員、池田委員、海原委員
出席者(会社側)
鈴木健司代表取締役社長、石井桂子執行役員編成制作担当兼放送番組審議会事務局長、高山英久番組審議会事務局
この日の番組審議会で試聴したのは、音楽ワイド「RN2」内の特別企画コーナー「初めてのあなたに。これを聴けば"鈴鹿八耐"が観たくなる!?スペシャル」(7月14日放送分)。7月末に行われるバイクによる鈴鹿八時間耐久レースについて紹介する番組です。ご意見を聞きました。
委員からは:
・私はモータースポーツが好きでHondaのエンジンには「Hondaサウンド」というのがあります。また、私はル・マン24時間レースを見に行ったこともありまして、楽しく聴かせてもらいました。素人チームはどうやって練習したらいいのか知りたかったし、転倒の話も原因などもっと詳しく知りたいと思いました。あと、出演者みなさんのしゃべり方がこなれ過ぎていて、一部出演者の区別がつきにくかったです。
・私は映像がなくて"困ったなぁ"という感じでした。レース音もなく、インパクトもあまり感じられませんでした。レースの模様を伝えるならやはりエンジンの音やレース音がないとダメだと思うので、この番組の作りなら、やはり映像がないと分からないと思います。私はクルマは好きなのでリアルなレース音が出でこない番組はとても残念です。
・私は面白く聴きました。鈴鹿8耐のことだけでなく、モータースポーツの魅力も伝えたいという気持ちが伝わってきました。
・私はバイカーではないので正直言ってあまり共感は得られませんでした。ただ、記者時代に鈴鹿8耐は見たことがありますし、晩年の本田宗一郎さんを取材したことがあるので、そういう意味では懐かしさというものはありました。番組の作りとしてリスナーが実際に現場に行って見たくなるようにするには、やはり音で表現するのは大事ではないでしょうか。また、鈴鹿サーキットはどこにあって、ホテルは多いのか少ないのか、観戦するにはチケット代はいくらなのか、観戦するのにいいポジションはどこなのか、そうした見に行こうと思った人へ参考となる情報があればなお良かったでしょう。