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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第334回放送番組審議会

2015年7月8日に開催された第334回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2015年7月8日

出席者(番組審議会委員)

近藤委員長、井出委員、石川委員、池田委員、藤沢委員

出席者(会社側)

鈴木健司代表取締役社長、石井桂子執行役員編成制作担当兼放送番組審議会事務局長、高山英久番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、マーケット情報ワイド「マーケットプレス」内の投資初心者向けコーナー「天野っちと一緒に投資について考えよう~投資って楽しいね!」の6月11日放送分。お笑い芸人コンビ「キャイーン」の天野ひろゆきさんが登場。リスナーの質問に答える形で投資の魅力や泣き笑いを語ります。委員の方にご意見を伺いました。
委員からは:
・天野さんは博学ですよね。内容も一般投資家が聴くにはちょうど良いものだったと思います。
・お笑いをやっている方なので、私のような投資をしていない者が聴いてもアレルギーを起こさない軽快なしゃべりで、とてもいいですね。特に、熱くなると絶対に失敗するというのは良く分かりました。
・とても面白かったです。投資初心者向け資産運用のコーナーと思って聴いているとちょっとガッカリするかもしれませんが、株式投資を楽しもうとするリスナーなら、自分の気持ちが整理できる良いコーナーだと思いました。
・非常に面白かったです。天野さんは以前、雑誌で資産8億円とか書かれていて、不動産運用なども上手くやっている方のようですね。天野さんはこの短いコーナーの中で、うまく色々なことをおっしゃっていますね。外食産業の銘柄選びなどは消費者目線で選んでますし、投資額が徐々に増大していくことに対し、抑制的に考えています。また分散投資についても話していて、それを平易な言葉でうまくポイントを突いていました。リアルに投資を楽しんでいる方でも気付くようなことを面白おかしく話して、天野さんにはまだまだ引き出しがたくさんありそうな感じがしました。
・聴きやすい楽しいコーナーでした。ただ、投資の初心者リスナーをもっと増やすという目的なら、天野さんの発言から投資の心得をうまく整理して伝えることも考えなければいけないでしょう。これは天野さんの役割でなく、進行やキャスターの役割だと思います。天野さんが面白おかしく盛り上げた後、進行役から「今日は、損切りはなるべく早くやるべきだということが分かりました」などと、天野さんの発言からいくつか大事なポイントをまとめて初心者リスナーに伝える。そうすることで、今よりも天野さんの言葉がうまく引き出せ、リスナーにもうまく伝わるのではないでしょうか。例えば、コーナーの最後に3つだけ天野さんからの重要ポイントを整理して再度要点を認識してもらうとか。聴き流してしまうにはもったいないと思います。面白いだけでは終わらせない工夫が必要でしょう。