
「福永さん、虎ノ門の駅で不動産〇〇の広告見たことあります?」
「いや、ないですねぇ」
「これね、これ出てるんですよ、写真が」
和島さんがスマホを差し出して、福永マスターに写真を見せています。
「ね、本社ビル」
「あーホントだ。なつかしー――!」
おふたりが新卒で入られた証券会社の本社ビルだそうです。
そう、おふたりは同じ証券会社のご出身。
「僕、トレイニーから帰ってきたときに2か月くらいここに通ってたんですよ」
「へー。行ってたんですね。あ、わたしも2週間くらい詰めてたことあった、リクルーターの時」
「トレイニーのあの頃はよかったなー。レポート書くだけで1日終わりで。リクルーターは、あの頃はがんがんでしたよね」
「たいへんでしたね。なんかおしゃれな社食じゃありませんでした?おしゃれなランチ食べてる人がいてね」
「あー、僕は行かなかったですけど、あったかも」
私も写真を見せていただきました。立派なビルですね~。
「中は殺風景なんですよ」
「ね、で、地下のレストランは高くてね」
「そうそう!」
まだまだ思い出話はつきません(^^)