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「アーム上昇、半導体関連株は髙安まちまち」

「米国8月小売売下高、前月比+0.6%、前年同月比+2.5%」

「米国8月の"自動車販売"は4.4%増加」

 

 

 

9月14日の米国株は上げました。上昇率は、NYダウが0.96%、ナスダック指数は0.8%でした。

 

 

半導体メーカーのアームHDARM)が14日、ナスダック市場に上場しました。公開価格51ドルに対して、寄付値は1割上昇して56.10ドルでした。終値63.59ドル(公開価格比+12.59ドル)となりました。

 

 

他の半導体関連株は軒並み高とはなりませんで、髙安まちまち。NVDA、クアルコム、TSMCが上げる一方で、AMD、インテルは下げました。

 

 

                 ☆

 

 

8月の米国小売売上高が発表されました。前月比+0.6%(7月+0.5%)、前年同月比+2.5%(同+2.6%)となりました。堅実な米国消費が続いています。

 

 

業態別では「ガソリンスタンド」が前月比5.2%の伸びとなりました。季節調整値のガソリンスタンドの売上高は597億ドルで前月比30億ドル増加しました。小売売上高全体は7兆1920億円(前月比+201億ドル)でした。

 

 

小売売上高の前月比増収分は約200億ドルですね。そのうち、15%に当たる30億ドルをガソリンスタンドが占めています。ガソリンスタンドの増収は価格上昇がもたらしているものです。従って、見た目ほど小売売上高は強くないとのでしょう。

 

 

「自動車・自動車部品店」の売上高は前月比+0.3%、前年同月比で+4.4%でした。堅調です。「自動車・自動車部品店」の売り上げ水準は1兆4202億ドルです。小売売上高全体約5分の1を占めます。米国における自動車販売の好調は、日本の自動車メーカーの決算を予想する上で重要なデータです。

 

 9月15日午前5時50分記

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