お知らせ:

マーケットプレス

番組へのお便りはこちら

 

TOPIXが連日の高値更新」

「トヨタが1か月ぶり高値、三菱商事は70日ぶり高値」

「大型株の循環買いが活発」

「短期トレーダーには極上の日本株相場」

 

 

9月4日の日本株は上昇しました。TOPIXは連日の高値更新です。

 

 

主力株が続々と年初来高値を更新しています。トヨタ(7203)が8月2日の高値2549円を約1か月ぶりに更新しました。4-6月期決算の営業利益は約1兆1209億円(前年同期比+93%)。7月のグローバル販売台数は91万台(前年同月比+5.2%)です。4-6月期の高水準・高進捗率に「7月の月次収益拡大」も加わり、会社側計画の2024年3月期営業利益3兆円(前期比+10%)は上方修正の可能性が高いと考えられます。

 

 

三菱商事(8058)も6月22日に付けた上場来高値7455円を80日ぶりに抜きました。トヨタ、三菱商事ともそれぞれ高値を抜いた後、上げ幅を拡大させる展開です。先週金曜日に1か月ぶりに高値を更したの三菱UFJFG(8306)も続伸です。「高値抜け場面に付く」姿勢が大成功しています。短期トレーダーにとっては、極上の値動きでしょう。

 

 

三菱商事の高値追いは、他の総合商社の上昇にもつながっています。総合商社にとっては、足元の原油価格上昇も業績向上要因になります。

 

 

原油関連株では、INPEX(1605)が8月10日に付けた年初来高値2140円を更新しました。

 

 

米国エネルギー情報局は毎週水曜日に「週間原油在庫」を発表しています。米国の「国家戦略備蓄」(SPRStrategic Petroleum Reserve)は、20年末に6億3800万バーレルでした。その後、米国政府がインフレ抑圧のために原油を流通市場に放出したため、今年7月28日には3億4675万バーレルまで減少していました。2年7か月で国家戦略備蓄は45%も減少しました。米国は大切な原油在庫を取り崩して原油の流通量を増やし、原油価格を抑制しました。

 

 

しかし、転換期が来ました。米国政府は8月以降、一転して備蓄の積み増しに動いています。国家戦略備蓄の直近公表値は8月25日の3兆4954億バーレルです。4週間連続で増加しました。その間の累計増加率は0.8%です。

 

 

米国政府が国家戦略備蓄の放出を止めたことで、今後の原油流通市場の需給は引き締まり、原油は下げにくくなると考えられます。東京株式市場でも「原油高」を意識した銘柄選択が見られ、それが商社株の上昇につながっています。

 

 

9月4日午後3時10分

 

お知らせ

お知らせ一覧