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「自動車関連株に新高値が相次ぐ」

「トヨタ、SUBARUの7月販売・生産が順調」

「円安→上方修正期待が広がるか」

 

 

8月31日の日本株は上昇しました。米国株4日続伸、日本株も4日続伸です。

 

 

経済産業省は31日、7月の鉱工業生産指数を発表しました。生産は前月比2.0%低下でした。出荷も2.1%低下です。一方で在庫は0.9%上昇、在庫率も2.9%上昇です。生産や出荷が低下して、在庫が上昇しているので、良くない内容です。

 

 

生産用機械が前月比4.8%低下、電子部品・デバイスが同5.1%低下しました。半導体製造装置、半導体関連部品等の生産が低下しています。

 

 

一方で、自動車関連の生産は高水準を維持しています。自動車は前月比0.6%上昇でした。

 

 

31日の株式市場では自動車関連株が買われました。

 

 

昨日のこのコーナーで、トヨタの7月の月次販売・生産状況をお伝えしました。トヨタ株は続伸です。そして、30日に7月の月次販売・生産状況を発表したSUBARU(7270)が2日高値を約1か月ぶりに更新しました。

 

 

SUBARUの販売・生産状況(7月)

世界生産 85192台(+8.0%

国内販売 8141台(−24.6%

輸出   50445台(+19.3%

 

 

 

SUBARUの7月輸出は前年同月比2割近い増加を示しました。7-9月期利益も高い水準になるとの見方から株価は新高値です。SUBARUの新高値を受けて、自動車関連株に連想買いが広がり、アイシン、ホンダ、いすゞも年初来の高値を更新しました。

 

 

自動車関連株の相次ぐ新高値を受け、円安も追い風にした業績の上方修正期待が日本企業全体に広がるか、注目されます。

 

 

8月31日午後3時20分記

 

 

 

 

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