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「米国株下落、ムーディーズが一部銀行を格下げ」

「金利低下、米国10年債利回りが一時4%割れ」

「神戸製鋼所、PTSで上昇、電力事業の利益拡大」

 

 

8月8日の米国株は下げました。ムーディーズによる一部銀行への格下げを受けて、金融株全般が安くなりました。格下げには、商業用不動産ローンのリスクの高さが考慮されています。NYダウの下落率は0.45%、ナスダック指数は0.79%でした。

 

 

金利は低下しました。米国10年債利回りは一時、前日比0.09%P低下して3.98%台で取引されました。4%割れは、7月31日以来のことです。「債券価格上昇・株価下落」です。

 

 

                ☆

 

 

8日に決算を発表した日本企業では、神戸製鋼所(5406)の株価がPTSで大幅上昇しました。

 

 

神戸製鋼所の4-6月期

営業利益 340億円(前年同期比4.2倍増)

 

 

神戸製鋼所は鉄鋼、建設機械のメーカーとして知られています。直近の決算では「電力事業」の利益が急拡大しています。

 

 

神戸製鋼所の4-6月期電力事業

営業利益173億円(前年同期比+173億円)

 

 

電力事業は全体の約半分を占め、神戸製鋼所の利益押し上げ要因となっています。

 

 

神戸製鋼所は2024年3月期の予想営業利益を1450億円(従来計画比+150億円)に上方修正しました。電力事業は660億円(従来計画比+110億円)の計画です。

 

 

8月9日午前6時30分記

 

 

 

 

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