「アップルの株価4.8%下落」
「アマゾンは8.2%上昇」
「7月の非農業雇用者数は18.7万人の増加」
「米国金利低下、ドル安」
8月4日の米国株は下げました。下落率は、NYダウが0.43%、ナスダック指数が0.36%でした。
3日の取引終了後に減収減益決算を発表したアップルが大幅安となりました。
アップルの株価(4日)
181.99ドル(-9.18ドル、-4.80%)
時価総額が3兆ドルを超えていたアップルですが、4日終値の時価総額は2兆8600億ドルとなりました。アップルの株価下落がNYダウ、ナスダック指数を押し下げました。
一方で、営業利益が2倍超となったアマゾンは大幅高です。
アマゾンの株価(4日)
139.57ドル(+10.66ドル、+8.27%)
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労働省は7月の雇用統計を発表しました。
米国雇用統計の推移
非農業雇用者増加数 失業率
1月 472000人 3.43%
2月 248000人 3.57%
3月 217000人 3.50%
4月 217000人 3.39%
5月 281000人 3.65%
6月 185000人 3.56%
7月 187000人 3.39%
民間企業全産業の平均時給の推移(ドル)
1月 33.02(+4.39%)
2月 33.11(+4.67%)
3月 33.20(+4.30%)
4月 33.34(+4.35%)
5月 33.45(+4.33%)
6月 33.60(+4.41%)
7月 33.74(+4.36%)
7月の雇用統計は「堅実な内容」とも「落ち着いた内容」とも表現できるでしょう。年内にFRBが利上げをする確率は25%弱となり、前日の30%弱から若干低下しました。朝方に一時4.2%を超えた米国10年債利回りは4.06%台(前日比−0.12%P)となりました。米国金利の低下を映し、ドル円相場は下落して1ドル141円50銭台までありました。
日経平均先物夜間取引の終値(日本時間5日朝6時)は31930円(通常取引比-220円)でした。
8月5日午前8時30分記