「三菱重工大幅高、4-6月期受注高が前年同期比75%増加」
「防衛関連の受注が急増」
8月4日の東京株式市場は、売り買い交錯となりました。
三菱重工が大幅高です。4日午後1時30分に決算を発表しました。
三菱重工の4-6月期(前年同期比)
受注高 1兆6068億円(+6890億円)
売上高 9839億円(+1126億円)
事業利益 519億円(+370億円)
受注高が大幅な伸びを記録しました。前年同期比75%増加です。特に「航空・防衛・宇宙」分野の受注が6871億円(前期比+5900億円)と、前年同期の970億円に対して7倍強の水準になり、全体の伸びを牽引しました。
同分野の受注急増について、会社側では「防衛・宇宙の受注は、スタンド・オフ防衛能力に関する大型案件を中心に、昨年度に策定された防衛力整備計画に基づく複数の案件を受注した」と説明しています。
「スタンド・オフ」とは「離れている」との意味があります。侵攻する相手国の船艇に対して、脅威圏外の離れた位置から対処できる防衛能力を「スタンド・オフ防衛能力」と呼ぶそうです。
8月4日午後3時10分記