「米国長期金利上昇、4.2%に接近」
「米国株小幅安」
「アマゾンが決算発表、時間外取引で上昇」
「アップルも決算発表」
8月3日の米国株は小幅安でした。下落率は、NYダウが0.2%弱、ナスダック指数は0.1%でした。
ISMが3日発表した7月のサービス業PMIは52.7(前月比-1.2)となりました。米国10年債利回りは4.19%(前日比+0.12%P)まで上昇しました。金利上昇です。
アマゾンが3日、4-6月期決算を発表しました。
アマゾンの4-6月期
売上高 1344億ドル(+11%)
営業利益 77億ドル(2.3倍増)
アマゾンの4-6月期営業利益は前年同期と比べて倍増しました。7-9月期の売上高は、1380~1430億ドルを計画しています。時間外取引において株価上昇、日本時間午前5時20分現在で7.5%上昇しています。
アップルが3日、4-6月期決算を発表しました。
アップルの4-6月期
売上高 817億ドル(-1.4%)
(製品) 605億ドル(-4.3%)
(サービス) 212億ドル(+8.2%)
営業利益 229億ドル(-0.3%)
日本時間午前5時40分、時間外取引でアップルの株価は小幅安です。
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花王は3日、今2023年12月期の営業利益を従来計画の1200億円に対して600億円に下方修正しました。600億円の構造改革費用を計上することで、営業利益の計画値が半分になります。
構造改革の内容としては、
ベビー用おむつについて
「中国自社工場の生産を終了」
「国内生産体制最適化の検討」
化粧品について
「ブランド再編の総仕上げ」
全社的な商品統廃合の加速
が掲げられました。
構造改革の効果は24年から発現し、25年に約300億円の利益改善効果が出るとしています。
「日本企業の構造改革」は強く株主から求められている部分です。しかし、花王の株価はPTSで厳しい反応となりました。
8月4日午前5時45分記