「TSMCが5%下落、米国で半導体関連株急落」
「テスラ9%安、ネットフリックス8%安」
「大型グロース株が軒並み安」
「JNJは6%高」
「グロース株売り・バリュー株買い活発」
7月20日の米国株式市場では、NYダウが0.47%上昇する一方で、ナスダック指数は2%下落しました。
半導体関連株が下げました。世界最大の受託生産メーカーTSMCが20日、4-6月期の決算を発表しました。7-9月期の売上高について167億ドル~175億ドル(4-6月期156億ドル)の見通しが公表されました。TSMCの株価は、米国市場において、5%下落しました。見通しがアナリスト予想に届かなかったと解釈されています。
TSMCの株価(20日、NY市場)
97.86ドル(-5.20ドル、-5.05%)
19日の半導体製造装置メーカーASMLに続き、TSMCも決算発表直後に5%下落です。決算への厳しい反応を見た投資家から、半導体関連株全般への売りが膨らみました。
AMDが5%下落、NVDAとインテルは3%下落しました。ASMLは連日の5%下落です。AMATも5%下落です。
前日の決算発表銘柄では、テスラが9%下落、ネットフリックスが8%下落しました。テスラとネットフリックスの大幅下落を受け、GAFAMを軸とする巨大IT企業の株価が下げました。
一方で、決算内容が好感されたジョンソンエンドジョンソンは6%上昇したため、NYダウはプラスとなりました。「グロース株・半導体関連株」を売って「金融株・バリュー株」を買う動きが活発になりました。
7月21日午前5時30分記