「ASML、決算発表受け5%安、19日の米国では半導体関連株が安い」
「ネットフリックス、時間外取引で株価下落」
「テスラが決算発表、営業利益率が低下」
7月19日の米国株は上昇しました。上昇率は、NYダウが0.3%、ナスダック指数は0.03%でした。JPモルガン、シティ、バンクオブアメリカ、ウェルズファーゴ、ゴールドマンなど金融株が上昇しました。
19日の東京株式市場の取引時間中に4-6月期決算を発表したASMLの株価は下げました。ASMLは時価総額世界トップの半導体製造装置メーカーです。
ASMLの株価(19日、ナスダック)
715.78ドル(-41.25ドル、-5.45%)
ASMLの4-6月期(1-3月期比)
売上高 69億ユーロ(+2%)、
営業利益 22億ユーロ(+2%)
ASMLの受注高推移(億ユーロ)
2022 2023
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
69 84 89 63 37 45
ASMLの株価5%安を受けて、半導体関連株は総じて安くなりました。ラムリサーチは2.4%安、アプライドマテリアルは1.8%安です。
NVDAは0.8%安、AMDは1.2%安、TSMCは0.08%安でした。20日のアジア時間では、TSMCが決算を発表する予定です。
ネットフリックスが通常取引終了後に決算を発表しました。日本時間20日朝5時30分、株価は約5%下げています。
ネットフリックスの4-6月期における有料会員の増加数は589万人となりました。1-3月期は175万人でした。昨年10-12月期は766万人でした。
ネットフリックスは7-9月期の売上高について、85億ドル(4-6月期81億ドル)の見通しを公表しました。「売上高見通しが市場予想よりも弱い」と見られているようです。
テスラが19日の通常取引終了後、4-6月期の決算を発表しました。売上高は249億ドル(前年同期比+47%)、営業利益は約24億ドル(同-3%)となりました。営業利益率は9.6%と前年同期の14.6%と比べて約5%P低下しました。
7月20日午前5時45分記