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「日本株上昇、銀行株が業種別上昇率でトップに」

「米国の金融株高を反映、日本でも金融株が買われる」

「自動車株も上昇」

 

 

 

7月18日の日本株は上昇しました。東京市場の3連休中において、海外市場が波乱なく推移したことを受けて、買いが先行しました。

 

 

業種別では、銀行株が業種別の上昇率でトップとなりました。米国で14日に決算を発表したJPモルガンの株価が17日まで7日続伸し、52週高値を更新しています。米国における金融株高を受けて、東京市場でも銀行株が買われました。

 

 

自動車株も高い。為替市場は引き続き不安定な動きを示しています。しかし、中国や米国の自動車販売状況、日本からの輸出統計等を見ると、自動車業界の4-6月期業績は高い水準になるとの見方から買われています。以下に、自動車関連企業の業績動向において参考になるデータを掲載します。

 

 

世界向け自動車輸出(経済産業省、前年同期比)

4月 1兆3429億円(+29%)

5月 1兆1554億円(+66%)

 

 

中国の自動車販売金額(前年同月比)

4月 3620億人民元(+38.0%)

5月 3928億人民元(+24.2%)

6月 4526億人民元(-1.1%)

 

 

中国の6月の自動車販売金額は前年同月比で小幅減少ですが、5月と比べると大幅に増えています。為替レートについても、130円を前提とする企業にとっては、まだ上方修正要因でしょう。

 

 

商社株も総じて買われています。一方で、ファーストリテイリング、オリエンタルランドなど高PBR銘柄の一角が買われました。また、14日に決算を発表したベイカレントコンサルティング(6532)が13%安となりました。

 

 

7月18日午後3時15分記

 

 

 

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