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「米国株高、ドル円は138円10銭台まで下落」

「米国長期金利低下、年内2回利上げ確率低下」

「6月米国消費者物価指数、前年同月比+3.0%」

「コア物価指数は+4.8%、5%を割る」

「日経平均先物夜間取引、安値31810円=12日午後8時6分」

「日経平均先物夜間取引、CPI発表後は反発に転じる」

 

 

 

7月12日の米国株は上昇しました。上昇率はNYダウが0.2%、ナスダック指数は1.1%でした。6月消費者物価指数が発表されました。物価上昇の鈍化を示す内容となりました。長期金利は3.84%(前日比-0.13%P)まで低下しました。債券高・利回り低下・株高です。

 

 

米国消費者物価指数(6月)

     前年同月比   前月比

総合   +3.0%  +0.2%

コア   +4.8%  +0.2%

 

 

エネルギー価格が前年同月比-16.7%(うちガソリンは−26.5%)となりました。エネルギー価格下落により、総合物価指数の伸びは3.0%と5月の4.0%を大きく下回りました。

 

 

コア指数も+4.8%となり、前月の+5.3%を下回りました。金利低下をもたらしました。7月FOMCにおける利上げ確率は9割超のまま変わりません。年内に2回の利上げが実施される確率は約24%となり、前日の38%に対してやや低下しました。

 

 

消費者物価指数の伸び鈍化→金利低下を受けて、為替市場ではドル売り円買いが加速しました。138円10銭台までありました。

 

 

先週来、東京株式市場では「円買い・日本株売り」のトレードが活発です。円高加速はネガティブ要因です。日本時間13日朝5時30分現在、日経平均先物夜間取引では、32020円(通常取引比+80円)となっています。

 

 

日経平均先物夜間取引の安値は、31810円(通常取引比-130円)までありました。この安値示現時刻は日本時間12日午後8時6分です。米国6月消費者物価指数の発表前に付けています。

 

 

つまり、為替市場では、米国CPIを受けてドル安円高加速、一方で日経平均先物はCPI発表前に安値を付けて、発表後は反発に転じました。

 

 

7月13日午前5時40分記

 

 

 

 

 

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