「米国銀行株高、NYダウ上昇」
「東京市場、月末、四半期末、暦年の上半期末」
「ナイキ、原材料高受けて減益」
6月29日の米国株は、NYダウが0.8%上昇する一方で、ナスダック指数はほぼ横ばいとなりました。
銀行株が軒並み高となりました。ストレステストの結果、23行全てが合格となりました。JPモルガン、ウェルズファーゴ、バンク・オブ・アメリカなど、大手銀行株が2%~4%上昇しました。
昨日の通常取引の終了後、決算を発表したマイクロンは4%下落です。寄付きはプラスでしたが、次第に売り物に押されました。米国市場の半導体関連株は、AMD、クアルコムが上昇する一方で、NVDA、TSMCは下げました。
30日の東京市場は。月末、四半期末、暦年における上半期末です。株式ポートフォリオ内の銘柄の入れ替え、雲洞ポートフォリオ内の資産内容組み換え等が行われる思惑を意識して取引が行われます。
ポートフォリオ調整は中期的な運用成果向上が目的です。しかし、東京市場においては、短期的・投機的取引を助長する可能性もあります。「米国における金融株高」や「昨日の東京市場における半導体関連株高の反動」も意識されます。
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ナイキが29日の通常取引終了後、3-5月期決算を発表しました。
ナイキの3-5月期
売上高 128億ドル(+5%)
原価 72億ドル(+7%)
販売管理費 43億ドル(+8%)
税引き前利益 12億ドル(-9%)
増収を確保しましたが、原材料価格や販売管理費の増加を受けて、減益決算です。
ナイキの株価は、日本時間30日午前5時25分現在、通常取引終値に対して0.4%上昇しています。
6月30日午前5時30分記