「半導体関連株が上昇」
「マイクロン決算発表、時間外取引で上昇」
「29日の米国市場の半導体関連株上昇を期待」
「NTT、1対25株式分割の意義...」
6月29日の日本株は上昇しました。半導体関連株が上昇です。米国時間28日に、半導体メモリー大手のマイクロンが3-5月期決算を発表しました。赤字決算が続いています。しかし、マイクロンでは「生成AI市場の拡大受けて、データセンター向けの半導体需要が予想以上に増加している」の認識を示しました。
生成AI市場の拡大を原動力とした、今後の半導体市場の拡大が再認識されました。マイクロンの株価は時間外取引で3%上昇、NVDAやAMDも時間外取引で上昇しています。
米国時間29日の半導体関連株上昇への期待から、東京市場で半導体関連株が軒並み高です。
三菱UFJFG(8306)が上昇し、23日に付けた年初来高値1041円を更新しました。時価総額の大きい株式を組み入れて日本株の比率を上げようとする動きは続いているようです。
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NTT(9432)の株価は下落しました。6月末割り当てで1対25の株式分割を実施しました。本日は株式分割権利落ち日です。株価は昨日の25分の1が理論値となります。
米国株式市場では、取引単位は1株です。28日終値における最低取引金額は、アップル189ドル、テスラ256ドル、アマゾン129ドル、NVDA411ドルです。米国主力株は、日本円換算で2万円~5万円程度で売買が可能です。
若年層がNTT株の購入を通じて株式市場に参加する意味合いは大きいでしょう。若年層が様々な産業界の企業活動を勉強しながら、産業界や企業業績、投資に関する知識を積み重ねて、自らの社会人生活を充実させるような展開が期待されます。
「この会社の事業環境はどんなものだろう」、「この業界の将来展望は明るいのだろうか」、「このバランスシートの企業はどんな行動をとるべきなのか」――投資を考えることは、社会を知り、自らを磨くことにつながります、
投資によって得られるのは利益だけではありません。知識を得て充実した人間関係を構築することにも役立ちます。実りある日本社会の創造に向け、NTTは重要な役割を果たします。
6月29日午後3時20分記