「19日の米国市場は休場」
「香港株、ドイツ株安い」
「日経平均先物夜間取引、33240円~33550円」
「米国の"住宅建設業者指数"、6月も大幅上昇」
「"住宅建設増加によって家賃コスト上昇を抑制せよ"」
6月19日の米国市場は休場でした。19日は、世界的には株安でした。日経平均は約1%の下落。香港ハンセン指数は0.6%下落。ドイツのDAX指数は1%弱の下落率でした。大証の日経平均先物は33240円~33550円のレンジです。通常取引の終値は33410円でした。
「日経平均の取引時間中の高値が25日移動平均線を7%超上回ると、短期的に上昇が一服する習性」を、先週の金曜日午後に書きました。すごく細かい話ですが、6月7日~8日にかけて下げた時には、8日取引時間中安値(31420円)は、25日移動平均線に対して2.7%の位置でした。
19日の日経平均終値は25日移動平均線に対して5.3%上の位置です。
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NAHB(全米住宅建設業者協会)は19日、6月の住宅市場指数が55(前月比+5)になったと発表しました。昨年12月に31のボトムを付けた後、6カ月連続して上昇し、50を大きく上回ってきました。住宅建設業者の景況感上昇を示します。
NAHBの説明文を以下に引用します。
「建設業者の心理が年初から徐々に上昇を続けている。一戸建て住宅建設は底打ちしたようだ」
「FRBと政策当局は、インフレ見通しと金融政策の将来において、住宅建設がいかに重要か、考慮しなければならない」
「住宅家賃コストの増加は、今やインフレの主要な原因となっている。販売用、賃貸用、集合住宅、一戸建て住宅など、買いやすい価格の住宅建設増加により、この家賃コストの増加を抑制することができる」
「サプライチェーンや熟練労働者の不足に対処し、非効率な規制政策を削減・撤廃することで、政策当局は(建設コスト増加に)対応できる」
6月20日午前6時記