「大証の夜間取引、日経平均先斧の高値は33950円(16日午後8時37分)」
「17日終値(午前6時)は33700円」
「16日の米国株は安い」
「円安が進む」
「6月の米国消費者心理が改善」
6月16日の米国株は下落しました。下落率は、NYダウが0.3%、ナスダック指数は0.6%です。
日銀の金融政策現状維持確認を受けて、円安が進んでいます。ドル円相場は141円90銭台、ユーロ円相場は155円20銭台まで円安が進みました。
円を売って日本株先物を買う動きが続いています。大証の夜間取引において、日経平均先物は33950円(日本時間16日午後8時37分)まで買われました。17日午前6時では33700円でした。
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ミシガン大学消費者態度指数の速報値(6月調査)が発表されました。
6月ミシガン大学消費者態度指数(前月比)
総合 63.9(+4.7)
現状 68.0(+3.1)
期待 61.3(+5.9)
消費者心理が改善しています。発表元では「インフレの緩和、債務上限問題の解決を受けて、消費者心理が楽観的になった。センチメントは1年前の歴史的低水準から28%上昇し、上昇基調を再開する可能性がある。しかし、現状では、収入への期待が弱くなったため、歴史的な低水準にとどまっている。消費者の大多数は、今後1年間は経済的に困難な状況になると予想している」と分析しています。
また、「1年先のインフレ期待」は3.3%となり、5月の4.2%に対して大幅に低下しました。2021年3月以来の低水準です。長期的なインフレ期待は3.0%です。約2年間、2.9~3.1%の範囲内にあります。コロナ禍前は2.2~2.6%の範囲内だったそうです。
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ソフト開発のアドビシステムズが3-5月期決算を発表しました。決算資料内の経営者コメントを引用します。
「アドビの画期的イノベーションは、当社の豊富なデータ、基盤モデル、ユビキタスな製品群により、ジェネレーティブAI(生成AI)の新時代をリードする。当社独自の能力は、2000億ドル以上の巨大な市場(拡大の)チャンスを生かす」
最近の米国企業の発表資料には「生成AI市場の拡大が事業拡大につながる」とのアピールが溢れています。
6月17日午前6時10分記