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「日本株下落、主力株に売りが膨らむ」

「4月鉱工業生産指数は前月比-0.4%、半導体製造装置生産鈍化」

「中国5月PMI、製造業・非製造業とも低下」

「香港ハンセン指数も下落」

 

 

5月31日の日本株は下げました。ここまで大きく上昇してきた反動から、主力株に売りが膨らみました。4月の鉱工業生産指数の内容も利益確定売りを促す要因になりました。

 

 

4月の鉱工業生産指数(前月比)

生産 -0.4%

出荷 -0.4%

在庫 +0.3%

 

 

厳しい結果となりました。1か月前に3月鉱工業生産指数が発表された時の「4月生産予測指数」は「+4.1%」でした。従って「−0.4%」は極めて悪い数字です。業種別では、生産用機械の低下率が高くなりました。半導体製造装置、FPD製造装置、産業用ロボットの生産減少が響きました。

 

 

生産用機械 -7.4%

 

 

半導体製造装置メーカーの株価が大幅に上昇してきたので、半導体製造装置の生産鈍化はネガティブな要素として意識されました。もっとも、足元の半導体関連株の急騰は、AI加発加速に伴う中長期の半導体需要増加を意識したものであり、4-6月の半導体生産がどうなろうとあまり関係ないと思います。4月の半導体製造装置生産鈍化は、下げの一因ではありますが、本質的要因ではありません。

 

 

一方で、コンベヤ、エレベータ、ポンプなどの汎用・業務用機械、メモリ、コンデンサなどの電子部品の生産は強くなりました。

 

汎用・業務用機械  +11.6%

電子部品・デバイス  +8.9%

 

 

5月の生産予測値は「+1.9%」、6月は「+1.2%」となりました。5月予測値では「輸送用機械」が+12.5%、「汎用・業務用機械」が+11.7%、「電気機械」が+7.2%、「情報通信機械」が+8.3%となっています。5月の生産は上向きです。

 

 

本日の日本株は徐々に下げ幅が拡大しました。鉱工業生産指数は株価下落要因になったと考えます。

 

 

               ☆

 

 

中国国家統計局は31日、5月のPMIを発表しました。製造業、非製造業とも4月と比べて低下しました。

 

 

中国PMIの推移

       3月 4月 5

製造業    51.9 49.2 48.8

非製造業   58.2 56.4 54.5

(サービス業)56.9 55.1 53.8

(建設業)  65.6 63.9 58.2

 

 

5月中国PMIも、マーケットにとってネガティブな内容です。31日の香港ハンセン指数は現地時間午後1時過ぎの段階で、2.5%ほど下げています。

 

 

5月31日午後3時10分記

 

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