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「テスラの粗利益率が悪化、時間外取引で下落」

ASMLの1-3月期受注は10-12月期比4割減少、株価は3%安」

「半導体関連株は総じて下落」

 

 

 

4月19日の米国株は小動きでした。ニューヨークダウが0.2%下げる一方で、ナスダック指数は0.03%の上昇率です。

 

 

日本時間の19日午後2時にASMLが1-3月期決算を発表しました。オランダの半導体製造装置メーカーです。1-3月期の受注高が37億ユーロと、10-12月期実績に対して約4割の減少となりました。

 

 

TSMCからの新規発注が抑制されていることを示します。ASMLの株価は米国市場で3%安となりました。米国市場よりも早く取引されたアムステルダム市場では、寄付きが572ユーロ、安値560ユーロを経て、終値は566.9ユーロでした。

 

 

半導体製造装置メーカーでは、ラムリサーチも19日、決算を発表しました。1-3月期売上高は38億ドル(10-12月期比-26%)と前四半期比で大幅減収です。1株利益は同34%減少しました。

 

 

ラムリサーチの19日終値は0.8%安でした。

 

 

19日の米国市場の半導体関連株の終値です。

 

 

アプライドマテリアル 110.34ドル(-0.93ドル、-0.84%)

TSMC         87.23ドル(-0.91ドル、-1.03%)

マイクロン       60.65ドル(-1.28ドル、-2.07%)

エヌヴィディア    279.31ドル(+2.64ドル、+0.95%)

 

 

総じて軟調ですが、落ち着いた動きとも解釈できます。Ⅰ-3月期の半導体需要減少については、株価面への織り込みが進んでいるようです。

 

 

テスラの株価が時間外取引で下げています。日本時間20日5時30分段階で4%ほど下げています。1-3月期決算が発表されました。

 

テスラの1-3月期

売上高 233億ドル(+24%)

粗利益  45億ドル(-17%)

営業利益 26億ドル(-26%)

 

 

前年同期比で売上高は24%増加しましたが、値下げによる1台当たりの販売金額低下によって粗利益率が低下していました。利益率の悪化がネガティブに捉えられています。

 

 

4月20日午前5時40分記

 

 

 

 

 

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