「29日の米国株上昇」
「マイクロン7%高、インテルも7%高、半導体関連株が上昇」
「30日の東京株式市場は3月期決算企業の権利落ち」
3月29日の米国株は上昇しました。上昇率はNYダウが約1%、ナスダック指数は1.79%でした。
前日に12-2月期の決算を発表したマイクロン(MU)の株価が7.1%上昇しました。
マイクロン(29日)
63.54ドル(+4.26ドル、+7.19%)
昨日に掲載したマイクロンの決算内容を再掲します。
マイクロンの12-2月期(9-11月期)
売上高 36.9億ドル(40.8億ドル)
1株利益 2.12ドル赤字(0.18ドル赤字)
3-5月期売上高計画 37億ドル
足元で決算が改善している訳ではありませんが、会社側から「データセンター向けのメモリーは12-2月期に底を打った」との認識が示されたことが好感されています。
マイクロンの株価の反応を受けて、29日の米国市場では、半導体関連株が上昇して、株価全体の牽引役となりました。
半導体関連株の動向(29日)
インテル 31.52ドル(+2.23ドル、+7.61%)
クアルコム 125.09ドル(+3.75ドル、+3.09%)
NVDA 269.84ドル(+5.74ドル、+2.17%)
AMD 96.09ドル(+1.53ドル、+1.62%)
30日の東京株式市場は、3月期決算企業の権利落ちです。昨日に大幅に上昇したこともあって、配当利回りの高い企業については、反動安が予想されます。「半導体関連株で、さほど配当落ちが気にされないような株」、あるいは「12月本決算の半導体関連株」が好まれる可能性があります。
3月30日午前5時30分記
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