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4月1日(土)に中山競馬場で行われる第55回ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)に出走を予定しているマテンロウオリオン(牡4、栗東・昆貢厩舎)について、昆貢調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

「前々走の京都金杯でアクシデントがあって、馬の精神状態がどこまで耐えられるか、レースを使ってみないとわからなかったのですが、前走の東京新聞杯ではクリアしてくれましたし、内容も、これなら次に復活できるという感じの走りをしてくれました。

この中間も落ち着いています。ダイワメジャー産駒らしいピリッとしたところを持っていますので、イライラさせないような調教メニューはずっと作ってきたつもりです。

最終追い切りは、特段すごいとは思いませんが、すごいことをしたからといって走るわけではないですし、落ち着かせて、イライラさせないような調教方法を選んでいます。安田記念まで上手いこと持っていきたいと思っていて、あくまでも前哨戦のつもりでいますので、このぐらいで走ってほしいという感じですね。

58キロのハンデは背負ったことはありませんが、馬格的にそれほどこたえるような感じはしないですし、軽ハンデの馬もいますが、ハンデ戦は全頭が横一線でゴールするような斤量設定になっていますので、58キロでも横一線でゴールする中にいられればいいと思っています。

落ち着きが出るように調教してきて、そこは成長してきているように感じます。前々走(京都金杯)のアクシデントが痛かったと思うだけで、それ以外は順調に来ている感じです。課題であるイライラ感はかなりおさまってきています。次に向けて上積みがあるような内容で走ってくれればいいかなと。目標に向かって順調に行ってほしいというのがあるので、そのあたりは見守ってほしいと思います」

(取材:三浦拓実)

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