2月8日（水）に船橋競馬場で行われる第59回報知グランプリカップ（SIII）に出走予定のアナザートゥルース（セン9、船橋・佐藤裕太厩舎）について、佐藤裕太調教師のコメントは以下の通り。

（前走のチバテレ盃2着を振り返って）
「中央から転入初戦で、また休み明けでもありました。こちらに来てまだ状態としては七分ぐらいかなというところで、底力で2着まで来てくれました。思った以上の収穫がありました。
こちらの方でじっくりと乗り込んで、出せる力を最大限引き出すには少し苦労しました。
筋肉が少し落ちていて、環境に慣れるのにも少し時間がかかったので、その辺が苦労しました。
割と神経質なところがある馬なので環境の変化には少し戸惑っていたようですが、今は全く問題ないです」

（前走後の調整について）
「前走一回走ったことで息ができまして、ここに向けてじっくり中間の追い切りも入れて、追い切りもビシッとかけました。良いコンディションで迎えられそうです」

（調教の内容について）
「単走で追い切りました。前回の競馬の追い切りに比べてもフットワークが軽くなっていますし、息遣いもすごくスッキリしていて、気持ちも前向きに乗っています。間違いなく前走以上を期待できると思います」

（今回のレースに向けて）
「調教で走り慣れたコースですし、どちらかというと左回りの方が気持ち良く走ってくれるので、ベストな距離とコースで挑めるのではないかと思います。
森騎手が前回乗って感触を掴んでいますので、出たところでジョッキーの判断で流れに合わせた騎乗をしてくれると思います。　
前走勝ったギガキング、今回は負かしたいなと思っております。
9歳と歳は取っておりますが、まだまだ現役でやれるぞというところを見せつけたいなと思っております」

（取材：米田元気）