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1日(水)、晴・良馬場の川崎競馬場で行われたダートグレード競走の第72回川崎記念(JpnI・2100m・出走10頭)は、序盤後方から内を立ち回り、2周目4コーナーで2番手まで押し上げた2番人気のJRAウシュバテソーロ(横山和生騎手騎乗)が直線で先に抜けて押し切った。勝ちタイムは2分16秒0。

1番人気のテーオーケインズ(JRA)は外から迫ったものの1/2馬身及ばず2着、さらに4馬身差の3着に5番人気ニューモニュメント(JRA)が入り、地方馬ではライトウォーリア(川崎)の 5着が最高。3番人気だったペイシャエス(JRA)は7着だった。

勝ったウシュバテソーロは父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ(その父キングカメハメハ)という血統の6歳牡馬で、JRA美浦・高木登調教師の管理馬。通算成績は28戦8勝、前走の東京大賞典に続いてGI級競走連勝を飾った。


<レース後の関係者コメント>
1着 ウシュバテソーロ(横山和生騎手)

「今年最初のGI(JpnI)を勝てて、とても嬉しく思います。ウシュバテソーロと、たくさん色々な競馬をさせてもらっていました。少し小回りの川崎コースがどうかなと思っていましたが、そこをしっかりこなしてくれたということがこれから先すごく自信になりますし、良かったと思います。

今日は風も強くてとても寒い中、わざわざ競馬場に足を運んでくださりありがとうございます。今年も競馬で盛り上げていけるように頑張っていきますので、またみなさんぜひ競馬場に足を運んで楽しんでいってください」

(高木登調教師)
「無難にスタートして、良いリズムで走っているなと思って道中は見ていました。内に入って窮屈かなという感じもありましたが、鞍上が上手く進路を見つけて乗ってくれました。この後は馬の調子を見ながらですが、ドバイに登録をしたので、選ばれればドバイへ、という選択肢も考えています」

2着 テーオーケインズ(松山弘平騎手)
「スタートはしっかり出てくれて、逃げ馬の後ろで良い形でためることが出来ました。馬は良かったです。3コーナーで、ライトウォーリアとテリオスベルでライトウォーリアの方が手応え良く見えて、そちらを選択してしまいました。結果的に判断ミスになってしまいました。最後は差はなかっただけに、その(判断の)差が痛かったです。申し訳ないです......」

3着 ニューモニュメント(小崎綾也騎手)
「どんな競馬場でも、この距離でも対応してくれて、凄く対応力のある馬です。しっかりペースについて行けましたが、ついて行き過ぎると脚も最後にたまらない感じがあって、ひとため必要でした。どんな条件でも走りますし、力をつけているので、今後も頑張ってくれそうです」

5着 ライトウォーリア(矢野貴之騎手)
「現時点でのこの馬の力は発揮しています。この距離は少し長いような気がしますし、右回りの方が良いような気もします。何か引っ張ってくれる馬がいた方が良さそうです」

(取材:大関隼)

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