番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週水曜日 22:00~22:30

数多くの映画、テレビドラマ、アニメーション、ゲームのテーマ音楽・BGMの創作を手がけた、作曲家・山下康介さんが、創作の秘密と自らの音楽観について語ります。
(*オンデマンド、ポッドキャストでは、山下康介さんのお話のみお聴きいただけます。)

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【予告】最終回・伊藤達哉さんを迎えて(2017.3.29)

2017.03/25 ディレクター 記事URL

伊藤達哉 さん(写真左)
:サウンドコーディネーター。1973年静岡県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。作曲家・山下康介さんとは幼馴染。歴史シミュレーションゲーム「信長の野望シリーズ」の山下さんが手がけたBGMの「曲名」を多数創作している。そのほか、ジュビロ磐田アンセム「フォッツァジュビロ~歓喜への賛歌~」の作詞などがある。


<今宵の曲>

00 時代の革醒(山下康介)*「信長の野望・革新」より・番組オープニングTM 
01 正道貫き空(アレンジバージョン)(山下康介) *「信長野望・天下創生」より
02 夕凪が原(山下康介) *「信長の野望・嵐世紀」より
03 時代の革醒(山下康介)*「信長の野望・革新」より
04 惟る彼方(山下康介) *「信長の野望・天道」より
05 紅の涙(山下康介)  *「信長の野望・天道」より
06   そしてあなたを(山下康介/作詞・松井五郎/歌・古橋郷平)

*オンデマンド、ポッドキャスティングでは曲はお聴きいただけません。radiko.jpのオンエアまたはタイムフリーでお聴きください。

映画「動物戦隊ジュウオウジャー VS ニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」サウンドトラック・その6(2017.3.22)

2017.03/22 ディレクター 記事URL

<今宵の曲>

00 時代の革醒(山下康介)    *「信長の野望・革新」より・番組オープニングTM 
01   スーパー戦隊ワッショーイ!!(亀山耕一郎)
02 希望を未来へ(山下康介)
03 散々だけど、ま、イイか!(亀山耕一郎)
04 レッツ!ジュウオウダンス with NINJA
   (作詞・藤林聖子/作曲・谷本貴義/歌・大西洋平/コーラス・ヤング・フレッシュ)
05   たったひとつの(遊佐未森)
06 焼け野が原(Cocco)
05 そしてあなたを(山下康介/作詞・松井五郎/歌・古橋郷平) *番組エンディングTM

伊藤達哉のこれは聞かねば

第18回「たったひとつの」(5:51)

・  アーティスト/遊佐未森
・  作曲/遊佐未森
・  編曲/外間隆史・中原信雄
・  作詞/工藤順子
・  収録シングル/「ONE」
:遊佐未森は仙台市出身の歌手、作曲家、作詞家。1988年4月、エピックソニーから、アルバム「瞳水晶」でメジャーデビュー。2枚目のアルバム「空耳の丘」収録曲、「地図をください」がカップヌードルのCMに起用され、注目を浴びるようになる。4枚目のアルバム「HOPE」あたりまでは、遊佐自身の作詞、作曲による楽曲は少なく、共同作業者であった外間隆史らの影響が強く出ていた。その後、アニメ映画「アルスラーン戦記」の主題歌「靴跡の花」がヒットし、テレビアニメ「横山光輝 三国志」のエンディングテーマに「空」が使用された。5枚目のアルバム「モザイク」の頃より、遊佐自身の作詞、作曲による楽曲が増える。CMソング等でも、楽曲が使用される事が多くなる。2005年にヤマハミュージックコミュニケーションズに移籍し、通算32枚目のシングル「クロ」を発表。2016年迄に19枚のアルバムと、5枚のベストアルバム、35枚のシングルを発表している。「たったひとつの」は、1991年2月にリリースされた、10枚目のシングル「ONE」のカップリング曲。作曲は遊佐自身によるもので、現在迄、アルバムには未収録のものとなっている。


達哉的コメント

:この楽曲は、映画「アルスラーン戦記」の主題歌でブレイクする前のもので、アルバムで言うと、「HOPE」と「モザイク」の中間に位置する楽曲である。「モザイク」以降は、それ迄の雰囲気とはガラリと変わってしまう為、好みが分かれるところでもある。「たったひとつの」は、現在迄アルバムには収録されておらず、シングルでしか聞く事が出来ないが、「ONE」よりも好きだという声も多い。個人的には当時の思い出もあってか、印象に強く残ってる曲で、作曲の外間隆史(本作では編曲)と並び、初期の遊佐未森の歌詞を担当してきた、工藤順子の歌詞も冴え渡ってるように思える。アルバムには収録されていない事や、8cmCDシングルでもある事から、入手するのは難しいかと思うが、聞く機会があったら、「ONE」と並び、初期の遊佐未森の名曲だと思うので、是非聞いて欲しいと思う。

第19回「焼け野が原」(4:16)

・  アーティスト/Cocco
・  作曲/Cocco
・  編曲/根岸孝旨 ・弦編曲/村山達哉
・  作詞/Cocco
・  収録アルバム/「ベスト+裏ベスト+未発表曲集」
:Coccoは沖縄県那覇市出身で、1996年にインディーズデビューし、その翌年「カウントダウン」でメジャーデビューした。デビュー当時は楽譜すら読めず、自分の考えをプロデューサーなどに伝えるために絵などを持ち込んで、イメージを伝えていたという。「焼け野が原」はCoccoの11枚目のシングルで、2001年4月にリリースされた。4枚目のアルバム「サングローズ」と同日発売で、活動休止前の最後のシングルなった。2001年4月20日にテレビ朝日系「ミュージックステーション」の出演を最後に、音楽活動を休止。2006年に「音速パンチ」で音楽活動を再開し、2007年6枚目のアルバム「きらきら」をリリース後、イギリスで暮らしはじめ、写真の勉強をしていた。2009年、雑誌「papyrus」にて拒食症と自傷行為の事を語り、その後の2010年、初セルフプロデュースアルバム「エメラルド」をリリース、長編小説「ポロメリア」も発表された。歌手活動だけにとどまらず、新聞や雑誌でも連載を開始し、写真展や作品展も開催し、2010年には映像作家陣とCoccoによる制作費0円の自主制作映像作品「Inspired movies」が公開された。2011年には塚本晋也監督の映画『KOTOKO』に初主演を果たし、同作品では企画・原案・美術・音楽にも携わり、2014年1月、OFFICE SHIKA x Cocco『ジルゼの事情』で舞台初主演を果たした。


達哉的コメント

:「焼け野が原」は、初期?のCoccoの代表作の一つで、アルバム「サングローズ」からの、シングルカットされた3枚のうちの1枚。Coccoといえば、「強く儚い者たち」が特に有名で、日本航空「JALハワイ・キャンペーン」CF曲にも使われ、この曲からCoccoを聞きはじめたという人も多いだろう。私もその中の一人だったりするが、「強く儚い者たち」も、音楽番組の編集の仕事をしていた際に、MVを視聴する機会があり、何か得体の知れない、すごい歌手が出てきたなあ〜という印象だった。すぐさまシングルを買いに行くも、売り切れで、入手したのはしばらくしてからだったが、他に入手した、1stアルバムに関しても、歌詞の内容も突き刺さるようなものであったり、煽るような言い回しであったり、恐怖感を感じさせるもの、恨み節?、鬼気迫るものでもあったのには驚いた覚えがある。サウンドもまた、単にささくれ立って、荒々しいだけのものではなく、楽曲の完成度を高め、歌詞の世界感を高め、それらを昇華させるようなものとなっていることにも驚いた。単に情念だけを奏でてる、自己満足的な楽曲ではないな...と。「強く儚い者たち」以降、Coccoは人気歌手となり、「焼け野が原」で活動を一旦休止するが、個人的には「焼け野が原」や、「ベスト+裏ベスト+未発表曲集」迄の、神懸かってるというか、一気に突き進んだ感のある時期のCoccoが好みで、今でも「ベスト+裏ベスト+未発表曲集」だけは、手放さずに手元に置いてあるアルバムだ。

 

伊藤達哉(サウンドコーディネーター)

:1973年静岡県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。作曲家・山下康介氏とは幼馴染。歴史シミュレーションゲーム「信長の野望シリーズ」の山下氏が手がけたBGMの「曲名」を多数創作している。そのほか、ジュビロ磐田アンセム「フォッツァジュビロ~歓喜への賛歌~」の作詞などがある。

  

*オンデマンド、ポッドキャスティングでは曲はお聴きいただけません。radiko.jpのオンエアまたはタイムフリーでお聴きください。

映画「動物戦隊ジュウオウジャー VS ニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」サウンドトラック・その5(2017.3.15)

2017.03/15 ディレクター 記事URL

<今宵の曲>

00 時代の革醒(山下康介)    *「信長の野望・革新」より・番組オープニングTM 
01   大激震!この星の終焉(亀山耕一郎)
02 赤き闘士の伝説(山下康介)
03 動物戦隊ジュウオウジャー(movie size)
  (作詞・藤林聖子/作曲・歌・高取ヒデアキ/編曲・籠島裕昌)
04 林檎(吉田ゐさお)
05 そしてあなたを(山下康介/作詞・松井五郎/歌・古橋郷平) *番組エンディングTM

伊藤達哉のこれは聞かねば

第17回「林檎」(7:06)

・  アーティスト/Jungle Smile
・  作曲・編曲/吉田ゐさお
・  弦編曲/山下康介
・  作詞/高木郁乃
・  収録アルバム/「ジャンスマポップ〜シングル集〜」
: Jungle Smileは、高木郁乃と吉田ゐさおの二人のユニットで、1994年11月結成。1996年11月シングル「風をおこそう」でデビュー。Jungle Smileというグループ名には、"殺伐としたジャングル(のような都会)でも、いつも笑顔でいられますように..."という高木郁乃の想いが込められている。現在は活動を休止している。2016年11月には「ジャンスマ、成人式」という、結成20周年特別企画が催された。今回とりあげる「林檎」はシングルカットされておらず、1998年にリリースされた、2枚目のオリジナルアルバム「林檎のためいき」に収録。現在、ボーカルの高木郁乃は高木いくのとして、活動しており、作曲、編曲の吉田ゐさおは、音楽プロデューサー、舞台俳優として幅広く活動している。


達哉的コメント

: Jungle Smileを知ったのは、当時音楽番組の編集の仕事に就いていた当方が、「片思い」や「冒険(ロマン)」のMVを見る機会があった事や、番組へのメッセージ素材も編集した事があり、「冒険(ロマン)」を視聴して、かなり気に入っていた事もあり、退職後、作曲家山下康介氏とその事を話した際に、何と山下氏がJungle Smileの「林檎」の弦編曲をした事を知り、非常に驚いた記憶がある。彼とは、その後、縁あって一緒にJungle Smileのライブに伺わせて頂いた事もあった。「林檎」に関して言えば、シングルカットされてない隠れた名曲ではあるのだが、どうもシングルカットの方向で、リリースに向け準備は進んでいたようで、とても大切な作品であるが故に、前向きにリリースを断念したとの事だ。ベスト盤ジャンスマポップの解説でも、その事が記されている。歌詞の内容、表現もダイレクト過ぎるような部分もあり、かつ、サウンド的にも流行系ではく、独特なものとなっていた事からも、確かにシングルカットは厳しいのかも...と思わされるが、Jungle Smileの代表曲と言っても過言ではない楽曲でもある事から、1ファンとしては残念な事だが、一般層に誤解を招かない意味でも、シングルカットを断念したというのは、英断であったのかもしれない。今でも、Jungle Smileの根強いファンがいる事からも、それは確かな事だと個人的に思っている。機会があったら、他の楽曲も取りあげてみたいと思っている。

 

伊藤達哉(サウンドコーディネーター)

:1973年静岡県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。作曲家・山下康介氏とは幼馴染。歴史シミュレーションゲーム「信長の野望シリーズ」の山下氏が手がけたBGMの「曲名」を多数創作している。そのほか、ジュビロ磐田アンセム「フォッツァジュビロ~歓喜への賛歌~」の作詞などがある。

  

*オンデマンド、ポッドキャスティングでは曲はお聴きいただけません。radiko.jpのオンエアまたはタイムフリーでお聴きください。

映画「動物戦隊ジュウオウジャー VS ニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」サウンドトラック・その5(2017.3.8)

2017.03/08 ディレクター 記事URL

<今宵の曲>

00 時代の革醒(山下康介)    *「信長の野望・革新」より・番組オープニングTM 
01   急転直下!9人の戦士(山下康介)
02 超宇宙級戦隊(山下康介)
03 忍法大解放(亀山耕一郎)
04 ファイナル爆裂砲 ファイヤー!!(亀山耕一郎)
05 デンキ(小川美潮)
06 そしてあなたを(山下康介/作詞・松井五郎/歌・古橋郷平) *番組エンディングTM

伊藤達哉のこれは聞かねば

第16回「デンキ」(5:57)

・  アーティスト/小川美潮
・  作曲/小川美潮
・  編曲/板倉文 & the Band
・  作詞/工藤順子(concept by 小川美潮)
・  収録アルバム/「4to3 」
: 小川美潮は、1978年4月、ロックグループ「チャクラ」にボーカリストとして参加。1980年7月、『チャクラ』でデビューした。1983年、チャクラ活動停止。1984年、ソロアルバム『小川美潮』ほかを発表すると共に、細野晴臣プロデュースの「LOVE,PEACE&TRANCE」等に参加し、その後は、「ウズマキマズウ」、「シュンブンのミ」、「シンシュンのミ」等を結成し、ライブを中心に活動。2012年には「フ・タウタフ」を結成した。関わったユニットやバンドは多く、その他には、映画ノーライフキング(1989年)に出演、映画の主題歌(老人Z、つぐみ)を担当している。ソロアルバム「4to3」は、1991年EPIC/SONYからリリースされた。2013年、EPIC三部作「4to3」「ウレシイノモト」「檸檬の月」の、リマスター盤が再発され、4to3pictures(ミュージックビデオやトーク等納めた映像作品)が、初DVD化された。監督は、数々の映画賞に輝く名匠・市川準。


達哉的コメント

: 今回とりあげる楽曲「デンキ」を知ったのが、当方が大学入学当時。それこそ、芸術大学という事もあって、それ迄知らなかった類いの音楽との遭遇もあり、毎日が刺激的であった事をよく覚えている。小川美潮のアルバムは、「デンキ」の収録されている「4to3」ではなく、「ウレシイノモト」を先に購入し、その後、学友の持っていた「4to3」を聞かせてもらい、「デンキ」と巡り会ったと記憶している。サウンドや歌詞を聞き、すぐさまCDショップへ行き、ゲットしたのは言うまでもないが、他にも魅力的な楽曲はあるのだが、どういう訳か、この「デンキ」という楽曲が頭から離れず、今でも時折聞く事がある。その理由は、恐らくだが、分かりやすいメロディー、そして歌詞の内容、サウンドのキャッチーさ?、そのバランスが絶妙だからじゃないかな?と思うし、他の楽曲も、どちらかと言えば、独特な印象を受けるけども、EPIC三部作は所持しているが、「デンキ」だけは別格だと、個人的に感じている。興味のある方は、リマスター盤も2013年に再発されてるので、手にされてもいいかもしれない。

 

伊藤達哉(サウンドコーディネーター)

:1973年静岡県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。作曲家・山下康介氏とは幼馴染。歴史シミュレーションゲーム「信長の野望シリーズ」の山下氏が手がけたBGMの「曲名」を多数創作している。そのほか、ジュビロ磐田アンセム「フォッツァジュビロ~歓喜への賛歌~」の作詞などがある。

  

*オンデマンド、ポッドキャスティングでは曲はお聴きいただけません。radiko.jpのオンエアまたはタイムフリーでお聴きください。

映画「動物戦隊ジュウオウジャー VS ニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」サウンドトラック・その4(2017.3.1)

2017.03/01 ディレクター 記事URL

<今宵の曲>

00 時代の革醒(山下康介)    *「信長の野望・革新」より・番組オープニングTM 
01   忍ぶどころか 本能覚醒!
  (作詞・作曲・高取ヒデアキ、大西洋平/編曲・大橋恵/歌・高取ヒデアキ、大西洋平)
02 幻月大逆襲(山下康介)
03 新たなる手裏剣(山下康介)
04 炸裂!親子三代忍烈斬(山下康介)
05 デスガリアン三幹部降臨(山下康介)
06 帰省 〜Never Forget〜(作詞・作曲・鈴康寛/編曲・千住明/歌・中森明菜)
10 そしてあなたを(山下康介/作詞・松井五郎/歌・古橋郷平) *番組エンディングTM

伊藤達哉のこれは聞かねば

第15回「帰省 〜Never Forget〜」(5:48)

・  アーティスト/中森明菜
・  作曲/鈴康寛(Suzu Yasuhiro)
・  編曲/千住明
・  作詞/鈴康寛、atsuko
・  収録シングル/「帰省 〜Never Forget〜 」
: 「帰省 〜Never Forget〜」は、1998年2月11にCDシングルとして発売。讀賣テレビ放送制作の連続ドラマ「冷たい月」の主題歌として、主演でもある、中森明菜が唄った事でも話題になった。発表前に公開された歌詞と正式リリース版の歌詞では、所々相違が見られる。中森はこの楽曲について、「この曲は低いところと高いところとキーの幅があって、しかも声をすごく抑えた歌い方をしています。特に高くなると、だいたいみんな声が可愛くなってしまうのですが、それが曲調に合わないので(そうならないように歌うのが)本当に難しかった。」とコメントしている。この楽曲はシンガーソングライターや、俳優でもある鈴 康寛の提供楽曲で、千住明が編曲、鈴とatukoが作詞を担当。鈴のライブでも弾き語りで唄われる事があり、動画配信サイトでも見る事が出来る。2007年3月にリリースされた中森のベストアルバムには、この楽曲の新録バージョンが、収録されている。


達哉的コメント

: 実はこの楽曲に関しては、テレビドラマではなく、音楽番組で流れたMV(未発売)を見て、その後、テレビドラマのオープニングを見たという経緯で知ったと記憶している。当時から個人的に好きな楽曲で、シングルもすぐに購入し、事あるごとに聞く事が多かった。胸を鷲掴みにされ、咽び泣く事も1度や2度ではなかったと記憶している。歌詞に関しては、テレビドラマの主題歌的な部分はあるが、20年近く前の作品ではあるが、今でも色あせずに、強いメッセージを放ち続けているようにさえ思える。楽曲に関しても、サウンドに関しても古くささは感じられない。まだ聞いた事のない人や、じっくり聞いた事のない方には、ドラマの先入観なしに是非聞いて頂けたらと、個人的には思っている。

 

伊藤達哉(サウンドコーディネーター)

:1973年静岡県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。作曲家・山下康介氏とは幼馴染。歴史シミュレーションゲーム「信長の野望シリーズ」の山下氏が手がけたBGMの「曲名」を多数創作している。そのほか、ジュビロ磐田アンセム「フォッツァジュビロ~歓喜への賛歌~」の作詞などがある。

  

*オンデマンド、ポッドキャスティングでは曲はお聴きいただけません。radiko.jpのオンエアまたはタイムフリーでお聴きください。

映画「動物戦隊ジュウオウジャー VS ニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」サウンドトラック・その3(2017.2.22)

2017.02/22 ディレクター 記事URL

<今宵の曲>

00 時代の革醒(山下康介)    *「信長の野望・革新」より・番組オープニングTM 
01   憎悪の炎(亀山耕一郎)
02 スーパー戦隊 全滅(山下康介)
03 手裏剣忍法大逆転(山下康介)
04 尻文字の王者(亀山耕一郎)
05 反撃の狼煙(亀山耕一郎)
06 ヒーロー始末人ギルマーダ(亀山耕一郎)
07 2大戦隊 大変化!(亀山耕一郎)
08 大音声!忍者動物揃い踏み(山下康介)
09 Age Of Loneliness(Enigmatic Club Mix)(Curly M.C.)
10 そしてあなたを(山下康介/作詞・松井五郎/歌・古橋郷平) *番組エンディングTM

伊藤達哉のこれは聞かねば

第14回「Age Of Loneliness(Enigmatic Club Mix」(6:15)

・  アーティスト/エニグマ
・  作曲/Curly M.C.(Michael Cretu)
・  収録アルバム/「Love Sensuality Devotion: The Remix Collection 」
: エニグマは、マイケル・クレトゥ率いる音楽プロジェクトで、1990年に結成され、この楽曲の原曲は、1993年公開のアメリカ映画「硝子の塔」にて、フィリップ・ノイス監督より、同映画の音楽を依頼された際の新曲の一つ「カーリーの歌」であるが、さらに改訂され、「エイジ・オブ・ロンリネス(カーリーの歌)」として、1994年のエニグマの2ndアルバムに収録された。ちなみに映画「硝子の塔」は、ゴールデンラズベリー賞にノミネートされている。エニグマの音楽は、グレゴリア聖歌や民族音楽等をダンスビートに絡めたサウンドが特徴的で、ディープ・フォレストやアディエマスと並び、ヒーリング・ミュージックの先駆者として語られる事が多い。今回の楽曲が収録されたアルバムは、2001年発売のベスト盤のリミックス盤となっている。2008年のアルバム以降、動きがなかったエニグマだが、2016年に約8年振りに新作アルバムが、発売さされた。


達哉的コメント

: 今回は、アーティスト色の強い映画音楽特集の4回目。映画「硝子の塔」に使用された「カーリーの歌」のリミックス盤をピックアップ。アカデミー賞の前夜に「最低」の映画を選んで表彰する、ゴールデンラズベリー賞に「硝子の塔」はノミネートされる状態ではあったが、「カーリーの歌」、エニグマの2ndアルバムに収録された「エイジ・オブ・ロンリネス(カーリーの歌)」は、エニグマの代表作の一つ「リターン・トゥ・イノセンス」と並び、人気のある楽曲となっている。2006年には、2ndアルバムから参加していた、エンジニア/プロデューサー、ジェンス・ガッドの、「enigmatic obsession/secrets of seduction」が発表された。アルバム毎に参加メンバーが異なる事が多いため、ベスト盤後では比較的宗教色が薄くなり、マイケル・クレトゥ色が強くなっている傾向となっている。個人的には、1st〜3rdアルバムあたり迄が、一番エニグマらしいアルバムだと思っている。

 

伊藤達哉(サウンドコーディネーター)

:1973年静岡県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。作曲家・山下康介氏とは幼馴染。歴史シミュレーションゲーム「信長の野望シリーズ」の山下氏が手がけたBGMの「曲名」を多数創作している。そのほか、ジュビロ磐田アンセム「フォッツァジュビロ~歓喜への賛歌~」の作詞などがある。

  

*オンデマンド、ポッドキャスティングでは曲はお聴きいただけません。radiko.jpのオンエアまたはタイムフリーでお聴きください。

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