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21世紀の台湾と日本

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アジアフレンドシップシリーズ「21世紀の台湾と日本」今年度も放送!

「21世紀の台湾と日本~台湾ロスを癒そう!台湾満喫ラジオ」
"日本と台湾の交流"をテーマに2000年からお送りしている<21世紀の台湾と日本>。
22年目の今年は、リスナーの皆様から多く寄せられている"台湾ロス"の声を癒すべく、日台交流を様々な角度から見つめていきます。

今年の第1回では"日本と台湾の友好関係の歴史と未来"をジャーナリストの野嶋剛さんにわかりやすく解説いただきました。
また台湾ポップスなど日台音楽交流についても深堀りします。
台湾観光の再開が期待される中、「2022台湾鉄道観光旅行年」応援コーナーでは台湾の鉄道旅の関する情報も満載ですので聴き逃した方はポッドキャスト配信などでチェックしてくださいね。
さらに昨年に引き続きジャニーズWESTの中間淳太さんがゲスト出演!
中間さんには、『中間淳太の"僕と台湾"』コーナーで「日本国内で台湾ロスを癒すならここ!」、「日台友好への想い」などの話題をお話いただきました。
なお、中間さんのご出演はラジコタイムフリーのみのアーカイブ配信となりますのでお聴きのがしなく!(7月25日まで聴取可能です。)

今回も台湾に行きたくなるような話題が満載です!是非ラジコのタイムフリーもしくはポッドキャストでお楽しみください。


番組ではリスナーの皆様からの台湾について知りたいことやメッセージを募集しています。
いつもたくさんの感想をありがとうございます!

こちらからどしどしお送りください!


今回はゲストの結解喜幸さんから、台湾鉄道の最新情報について解説をいただきました。
番組と併せてお楽しみください!

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台日鉄道の友好提携




このコーナーの最初に流れる音は、台北駅到着時の列車の音と車内アナウンスです。
パシナ倶楽部が制作販売する「台湾国鉄前面展望ビデオ」からご提供いただきました。
台湾国鉄の列車の運転席にカメラを設置し、始発駅から終着駅まで前面展望風景と列車の音、車内アナウンスのみをノーカットで収録したDVD作品です。
「自強號」「莒光號」「復興號」など台湾国鉄の全列車がシリーズ化され、沿線の車窓風景を存分に楽しめるという、乗りに行きたいけれど行けないという台湾鉄道ロスの方にお勧めしたい1本です。

さて、今回は台湾と日本の鉄道の友好関係についてのご紹介です。
数年前、台湾と日本には同じ漢字を使用した駅名があるということで、「台日同名駅観光プロモーション」が実施されました。
松山、田中、板橋、関山、亀山など実に32駅の同名駅が存在するのです。
今でも記念の駅名板が飾られている駅があり、JR四国の松山駅、しなの鉄道の田中駅など、台湾の駅にいるのかと錯覚するほどです。

このような同名駅だけでなく、台湾と日本の駅が姉妹駅提携を締結しているところがあります。
赤レンガ造りの東京駅100周年を記念して、同時期に建設された縦貫線新竹駅と姉妹駅となりました。



最近では近江鉄道多賀大社前駅と縦貫線萬華駅、伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅と宜蘭線礁溪駅が姉妹駅となりましたが、なぜかお分かりになりますか。
前者は寺社の最寄り駅(多賀大社と龍山寺)、後者は温泉の玄関口(伊豆長岡温泉と礁溪温泉)という繋がりです。



多賀大社前駅の待合室にもユニークな駅名板が掲出されています。

台湾と日本の鉄道会社の姉妹関係は、JR北海道、由利高原鉄道、東武鉄道、西武鉄道、京急電鉄、江ノ島電鉄、いすみ鉄道、しなの鉄道、大井川鐵道、JR西日本、山陽電気鉄道、平成筑豊鉄道、肥薩おれんじ鉄道など20数社に及び、「姉妹列車」「姉妹鉄道」などの締結が行われています。



乗車券交換や車両塗色交換などのイベントが実施され、東武鉄道や京急電鉄、しなの鉄道などで台鉄の車体塗装を取り入れた車両が運行されました。



現在も長野県のしなの鉄道には、台鉄「自強號」塗装デザインの車両が運行されています。

台湾と日本の鉄道の友好関係は台湾国鉄だけでなく、桃園MRTや高雄MRTなどでも実施されました。



新型コロナウイルスの蔓延により各種イベントが自粛されていますが、近いうちに訪台が可能となれば、台湾と日本の鉄道会社の提携も新しい局面を迎え、ますます盛んに交流が行われるでしょう。



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