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21世紀の台湾と日本

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アジアフレンドシップシリーズ「21世紀の台湾と日本」が放送20周年を記念して豪華リニューアル!

「もっと聞きたい!21世紀の台湾と日本~台湾の元気を訪ねて」


2000年7月にスタートした台日友好番組が20周年を迎え、更にパワーアップします。

世界中から注目を浴びる、新型コロナ感染拡大防止の現在や、オシャレなTAIWANスタイルなど、台湾をタイムリーに紹介。

台湾の元気、台日交流が活発化する源泉は何か?など、多様なテーマを通じて"台湾の魅力"を紹介していきます。
「哈台」「哈日」には留まらない、未来志向の「台日友好」ラジオです。

第7回目の放送は、「新たな都市交流」をテーマに、3回にわたりお届けしてきた「台湾・地方都市の面白さ」を締めくくりました。
日本と台湾各地で60か所以上も友好都市協定が締結されている現在。
中でも今、各方面から素晴らしい事例として注目されている<群馬県みなかみ町と台湾の古都・台南市>の都市交流について、台南市親善大使第1号で番組パートナーの一青妙さんとその成功の秘訣を掘り下げました。
また交流メッセージには日本と台湾の文化交流のひとつ・囲碁の世界から元・本因坊の王 銘琬さんが登場。
囲碁は言葉を交わさずとも誰とでも交流可能な頭脳ゲーム。
AI囲碁の開発にも携わられた王さんだからこそ、囲碁活用のアイデアも色々です。
「純碁」にご興味ある方は、リスナープレゼントへ是非ご応募ください!



是非お聴きいただいた方は感想や台湾のもっと聞きたい!と思ったことなどを添えて、豪華プレゼントへご応募ください!

詳しくはこちらをご覧ください。(今回から締め切りが放送翌週の金曜日までとなります。期間が短くなっておりますのでお気を付けください)

https://www.radionikkei.jp/event/taiwan-present201121.html


聞き逃した方、もう一回聴き直したい方はラジコのタイムフリーやポッドキャスト配信で何度でも聴くことができます。

次回の放送は11月28日(土)9:00~9:30です!


今回は久しぶりのブログ登場!山本アナから台南にちなんだ、京都のお店「微風台南」リポートが届きました。
なんと第7回アシスタントも務めていただいた妙さんからご紹介頂いたお店です。
早く国内外問わず、自由に旅行が行けるようになることを祈るばかりです。

番組ではリスナーの皆様からの台湾について知りたいことやメッセージを募集しています。
順次、当HPで公開される出演者の皆様への質問も大歓迎です!
HP右側の「番組宛メールフォーム」からどしどしお送りください!

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日本で楽しむ台湾、ということで、京都にあるユニークなお店、台湾食堂「微風台南」をご紹介します。
京都の北、御所のある京都御苑のそばにある台南料理のお店なのですが、まずはその建物に感動、何と町屋造りの京町家なのです。
中に入ると、土間にレジやテーブルが置かれ、その奥に座敷が2間続いています。
さらにその奥に中庭があり、何ともレトロで、タイムスリップしたような感覚になります。











でも、なぜ、京町家で台南料理?と思っていたら、ご主人の平岡尚樹さんが教えてくれました。
「台南には日本統治時代の民家を再利用した同じくらいの規模のお店があって、中には抹茶を使う等、京都スタイルのお店もありました。じゃあ、その逆で京都の町屋で台南のお店を出すのもありかなと。台湾の人が来て、ちょっと面白いと思ってくれるお店にしようと思いました」
ちなみに、この京町家は何と築106年だそうです。




オープン当初は、メニューも台湾語ですし、アルバイトの台湾からの留学生は来日後まだ日が浅く、日本語がほとんどできないので、台湾語で接客していたそうです。
そして、日本人のお客さんが困っていると、平岡さんが後ろからおもむろに登場して通訳してあげたとか。本当に面白いお店ですね。



こちらは中国の有名な篆刻家の作品だそうです。



平岡さんは元々香港料理のお店をされていたのですが、台南料理のお店を始めるにあたって、生活様式や考え方を台南のルーティンに変えたのだそうです。
そして、台南へも何度も出かけて色々なお店を巡ったり、台南の友人に、作った料理を試食してもらってOKが出たものを帰国後また練習して、料理の味を固めていきました。
メニューは随分と増えたと平岡さんはおっしゃいますが、今でもまだ新メニューのアイデアがいっぱいあるそうです。
考えだしてからものになるのにだいたい2~3年かかるのですが、ある時にふっとできるのだそうです。



タピオカのメニューだけでもこれだけあるんですよ。





そして、私の大好きなかき氷ももちろんあります。
でも、メニューをよく見てください。何だか奇妙なメニューがありませんか?
そう、「潮州冷熱冰」です。冷たくて熱い氷って、何?と思いませんか。
でも見たら納得、熱いお汁粉のようなものの上にかき氷がどさっと乗っかっているのです。
食べるにあたっての注意点はただ1つ。とにかく早く食べてください。
下にある熱いものから食べるのがコツです。



日本のお汁粉とは違って、ハト麦、大麦、緑豆、お団子など色々なものが入っています。
タピオカも入っているんですよ。ヘルシーですし、甘すぎないのがいいですね。





そして、平岡さんからお勧めのメニューを伺いました。それが、この「三明治」です。
平岡さんが台南に行かれた時、90才くらいのおばあさんが作っていたのを見て、これは面白いと思って真似させてもらったのだとか。
簡単に言うと焼きサンドイッチなのですが、炭火で焼くのがポイントです。
焼いたパンにはピーナッツバターを塗って、たまご、ハム、チーズにきゅうり、そして豚肉のでんぶ(ローソン)をサンドします。
中の具も全部1つの炭火で焼きます。この焼きサンド、めちゃくちゃ美味しいです。
割とボリュームがあるのですが、ペロリです。
炭火で焼いているので、表面はカリッとしているのに、中はしっとり、とても香ばしくて、ローソンがまた良いアクセントになっています。これは私からもお勧めです。


台湾食堂「微風台南」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
今後はテイクアウトや朝食も考えているそうです。皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね。

「微風台南」公式facebook
https://m.facebook.com/bifuutainan/

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