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21世紀の台湾と日本

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アジアフレンドシップシリーズ「21世紀の台湾と日本」が放送20周年を記念して豪華リニューアル!

「もっと聞きたい!21世紀の台湾と日本~台湾の元気を訪ねて」
2020年9月12日() 9:00~9:30放送開始!

 

2000年7月にスタートした台日友好番組が20周年を迎え、更にパワーアップします。
世界中から注目を浴びる、新型コロナ感染拡大防止の現在や、オシャレなTAIWANスタイルなど、台湾をタイムリーに紹介。

台湾の元気、台日交流が活発化する源泉は何か?など、多様なテーマを通じて"台湾の魅力"を紹介していきます。
「哈台」「哈日」には留まらない、未来志向の「台日友好」ラジオです。

いよいよあとひと月後に迫りましたリニューアル放送。今回は番組プロデューサーからのコメントをお届けします。

番組ではリスナーの皆様からの台湾について知りたいことやメッセージを募集しています。
順次、当HPで公開される出演者の皆様への質問も大歓迎です!HP右側の「番組宛メールフォーム」からどしどしお送りください!

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"21世紀の台湾と日本/台湾の活力"


あれは確か「21世紀の台湾と日本」最初期の現地取材の時のこと。
パーソナリティーの市村潔子さんと共に、夕暮れ時台湾を代表する女流作家・李昂氏の淡水街近くの小高い丘の天辺にある高層マンションに向かっていた。
我々の車はかなりな傾斜の坂道をあえぎながら上って行く。
その時坂の上から雲霞の如く、大学生の2人&3人乗りバイク集団が駆け下り、遠くで講義終了のチャイムが響く。
轟音を立て疾駆する300台近いバイク集団、それに囲まれた我々は為すすべも無しなのたが、
運転手氏は至極冷静で手持ちの雑誌を捲り始め、台北の街を熟知している潔子女史も至って平静。
ただぼくだけがおろおろ状態で、大群退散迄の10分程、落ち着かないことこの上なし。
最後の一台を見送ると安堵のため息だったが、同時にこの国の持つ底知れぬバイタリティーとエナジー、それをまざまざ見せつけられ感嘆の思いだった。


あれから20年、今やあの頃のバイク大群を台北の街で見かけることも少なくなり、街は小洒落た素敵な世界都市へと変貌を遂げている。


だがあのバイタリティーは、ひまわり学生運動に象徴される如く、政治や経済、更にはスポーツやエンタメの世界など、様々な事象で激しく噴出する瞬間がある。
そこが台湾の尽せぬ魅力だし、そのエナジーの一端でも共有したい...という想い、それが20年という長い間、この番組を続けてこれた大きな要因だとも思う。
台湾モダニズムの象徴、台湾新幹線や台北101等、一方都市の路地裏に佇む茶芸館、癒しの小道(古道)等々。
訪れる場所のどこもが"古くて新しい~イル・フォルモサ(美しい島)台湾"の魅力を象徴し、何よりそこに暮らす人達の温かさや活力、それらが我々スタッフを何時も魅了し尽くす。


今回リニューアルした番組もまた"台日友好"という視点で"古くて新しい"親密な関係に迫って行きたいと思います。乞うご期待!


【番組プロデューサー 小西勝明】

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