第5回 労働時間と休日 その1
2012/09/13(木) 17:45 スタッフK

労働基準法=労基法では労働時間について「1日8時間、週40時間」まで、そして休日を「毎週少なくとも1日」と定めています。

ただどうしても仕事の関係上、これ以上の時間働かなくてはならないという場合があります。
その場合「時間外労働・休日出勤」が例外的に認められています

ただし条件として
1.就業規則にその「時間外労働・休日出勤」の内容を書く。
2.労使協定を作り、労働基準監督署(労基署)に届け出る。
3.割増賃金を払う。
この3点全てが必要です。

さて、この割増賃金ですが、
・時間外労働 2割5分以上
・休日労働 3割5分以上
・深夜労働(22時~5時) 2割5分以上
の割増が必要と労基法により定められています。


さて、放送でご紹介している【具体例】です。
「朝9時から夕方6時まで、途中1時間の休憩を入れて1日8時間働く契約を結んだ太郎君。
時給は1,000円です。
今週は月曜日から日曜日までの7日連続で朝9時から夕方19時まで9時間働きました。この太郎君の割増賃金が最低いくらになるかを計算してみてください。」







【計算方法】
月曜日~金曜日 1日9時間 1時間の時間外労働なので25%増しの 1日あたり1,250円。5日間で6,250円になります。

土曜日は月~金の所定労働時間の合計がすでに40時間になっていますから、すべてが時間外労働。(ただし、休日は最低限の週1日を日曜日に当てます。)
9時間×1,250円=11,250円。

日曜日は週1日は設けないとならない休みの日ですので、すべての時間が35%増しです。休日と時間外はダブルで割増にならないことに注意しましょう。
そこで
9時間×1,350円=12,150円となります。

合計すると (月曜日~金曜日)6,250円+(土曜日)11,250円+(日曜日)12,150円=29,650円
となります。


次回も似た例が出てきます。是非、この時間外・休日の計算方法をマスターしましょう!


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