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ラジオNIKKEI ROCK'n'ROLL部

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【放送内容】
2020年5月に放送した60分特番の30分再編集版。5月3日生まれのミュージシャン、作曲家、プロデューサー等が関わった楽曲を特集する。 フリー・ミュージック、アヴァンギャルド、ノイズ、現代音楽からジャズ、ソウル、ロックンロール、そしてアイドル曲まで「5月3日生まれ」という共通項以外に一見繋がりのないような異ジャンルの音楽を30分お愉しみください。

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【アーティスト】※放送後にオンエア曲名リストを当ページで公開します
・ジョン・ルイス(ジャズ)1920年生まれ
・ジェームス・ブラウン(ソウル/ファンク)1933年生まれ
・コニー・プランク(プロデューサー)1940年生まれ
・阿部薫(フリージャズ)1949年生まれ
・灰野敬二(フリー・ミュージック、ノイズ、現代音楽...etc)1952年生まれ
シュテッフェン・シュライエルマッハー(現代音楽、ピアニスト)1960年生まれ
・掟ポルシェ(ミュージシャン)1968年生まれ
・井出ちよの(アイドル)2001年生まれ


【2020.5.5 オンエア曲】(左からアーティスト名/曲名/収録アルバム名)
1) James Brown - Intro「Live at The Olympia, Paris 1971」♪0:00
2) James Brown - Ain't It Funky Now「Live at The Olympia, Paris 1971」
→ 番組のオープニングはその番組の"顔"を特徴付ける最重要ポイントの1つ。祝日特番だしジメっとした空気にしたくない、それならJBしか!と白羽の矢を立てました。中でも特にサウンド、グルーヴがイケイケだった時期を選んだ。当時のライブショーのオープニングを番組の幕開けとして活用させていただきつつ、ブーツィー・コリンズ等リズム隊がブリブリな「Ain't It Funky Now」につなげた。

3) D.A.F. - Der Mussolini「Alles ist Gut」*producer:Conny Plank
→ コニー・プランクが1980年前後最もプッシュしていたのがデュッセルドルフのD.A.F.と言える。1981年リリースの3rdアルバム「Alles is Gut」収録で彼らの代表曲。1年前の本放送では最終的に選に漏れたが、今回Vocalのガビ・デルガド=ロペス追悼の意も込めてピックアップした(2020年3月22日逝去)。

4) John Lewis - <クリス・クロス変奏曲> パート1「JAZZ ABSTRACTIONS」
→ ジャズとクラシックの融合を目指した「サードストリーム・ミュージック」を追求したジョン・ルイスの名盤から。選曲のポイントを挙げるとすれば、エリック・ドルフィー参加トラックである点。つまり阿部薫のトラックと彼が敬愛したエリック・ドルフィー参加トラックをつなげた、という点。

5) Keiji Haino & Derek Bailey - YUME GA ICHIBAN MUCHI「SONGS」
→ デレク・ベイリー関連。灰野敬二のヴォイス・パフォーマンスとのセッション。灰野敬二のヴォーカリゼーションはロスト・アラーフ時代から真の意味でフリー(自由)である。

6) NEU! - Weissensee「NEU!」*producer:Conny Plank
→ コニー・プランクのプロデュースワークの中でも人気・評価ともに高いNEU!の1972年リリース、歴史的名盤から。

7) 阿部薫 - 1972.1.21-ALTO 1「またの日の夢物語」
→ 当番組において核となるトラック。阿部薫の公式音源の中でスピード、ため、透明感、麗しさ、逞しさ、録音状態...etc、すべてのおいて突出しているトラック。彼のソロ音源は1トラックを完全な形でオンエアしたかったため、8分30秒という尺はその点でも良かった。CDが廃盤状態にあるのが残念でならない。

8) 3776 - 湧玉池便り「3776を聴かない理由があるとすれば」
→ アイドル・ファン層以外にも音楽好きから高評価を得続けている富士山ご当地アイドル3776(みななろ)初のフルアルバム(2015年リリース)から。前トラックのフリージャズから一転、清涼感が広がる。

9) Ultravox - Dislocation「Systems Of Romance」*producer:Conny Plank
→ コニー・プランクがプロデュースしたUltravoxの3rdアルバムから。1年前の本放送では「湧玉池便り」からのつなぎはDEVO「Gut Feeling」だったが今回このように差し替えた。

10) Steffen Schleiermacher - Tierkreis, 12 Melodies of the Star Signs, Version for Bass Clarinet and Piano: Gemini「Stockhausen: Bass Clarinet & Piano」
→ ドイツの現代音楽家、作曲家シュテッフェン・シュライエルマッハーは本トラックのようにシュトック・ハウゼンのほかジョン・ケージ関連で高評価なアーカイブを残している。

11) ド・ロドロシテル - 友情 努力 勝利 そして、死「友情 努力 勝利 そして、死」
→ 掟ポルシェのソロ・プロジェクト。当初「ロマンポルシェ。」からの選曲で作業を進めていたが、ふとこちらを思い出し、番組のカラーからすると断然こちらがフィットするためド・ロドロシテルを最後のトラックに選んだ。ノイズに耳がいきがちだが本トラックの歌詞は実に深い。CDは一般流通しておらずライブ会場の物販でのみ購入可。


【番組概要】
◇番組タイトル:『5月3日に生まれて~モダンミュージックの調べ(edited)』
◇放 送 日 時 :2020年5月5日(火・祝)9:00~9:30
◇放送メディア:
 ◎ラジオNIKKEI第1
 ◎ラジコ(スマホアプリ、PCで聴く/全国無料/タイムフリーで1週間聴取可)
      タイムフリー(放送開始以降)
      http://radiko.jp/share/?sid=RN1&t=20200505090000
◇ツイッター :
 @metallic_ko(ROCKnROLL|ラジオNIKKEI)
 ※ハッシュタグ:#May3rd

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