赤坂朗読サロン「12月3日放送分」

「この辺りに 家族のいるスダヤへの道があるはず/そこに魑魅魍魎として肉親が集まっているのだろう」‐。今年83歳で高見順賞を受けた詩人財部鳥子さんをゲストに招く。満州で終戦、父と妹を失い12歳で生と死を見極めた。「夜が明ける/バオバブの目が空に瞬いている」。孫の誕生はタンザニアで立ち会った。絶望も希望も気宇壮大な詩に変えて誇り高くあった生涯に、受講者が朗読で迫る。