ロッテ二軍 vs. 侍ジャパン社会人代表(観戦記その56) [パ・リーグラジオ]
2014/09/16(火) 15:40

たまには趣向を変えて練習試合の模様を。

22日から韓国・仁川で開かれるアジア大会の野球競技に向けて強化合宿中の社会人代表「侍ジャパン」は、13日ロッテ浦和球場でロッテの二軍と練習試合を行いました。

デーゲームは、まだまだ暑いですが日が陰った一塁側では快適に見られました。


社会人野球のトップ選手が集う今回の代表チーム。
本番を前にイースタン優勝目前のチーム(15日に優勝決定)との練習試合は、大きな収穫が得られるいい機会となったことでしょう。
鳴り物が禁止な浦和球場での試合は、一軍のドンドコ鳴ってる試合ばかり観ている私にとっても新鮮で、ランナーコーチの指示や、球場から程近い学校の運動会まで聴こえてくるような静かな環境でじっくりと試合を観ることができました。
座席がすべて埋まるほどの観衆を集めたこの試合。前半と後半でまったく違う展開を見せました。


              R H E
侍 000 030 010-4 7 0
ロ 400 200 00×-6 11 0

9月13日 ロッテ×侍ジャパン社会人代表(ロッテ浦和) 練習試合
ロ:藤谷→南→吉原→二木→阿部
侍:井口(日本通運)→幸松(JFE東日本)→関谷(JR東日本)→今村(西部ガス)
HR:(ロ)大嶺翔太①(1回井口)、②(4回井口)

まずは、両チームのスタメンから。
<侍ジャパン>
1(一)遠藤(東京ガス)
2(遊)倉本(日本新薬)
3(三)多幡(ホンダ)
4(指)林(富士重工業)
5(左)松本(JR東日本)
6(右)井領(JX-ENEOS)
7(二)石川(JX-ENEOS)
8(捕)中野(JR九州)
9(中)藤島(JR九州)
先発:井口(日本通運)

<ロッテ二軍>
1(三)大嶺翔太
2(左)肘井
3(指)金澤
4(一)青松
5(中)清田
6(二)根元
7(右)神戸
8(捕)吉田
9(遊)角
先発:藤谷

試合は、1回ウラ初球を大嶺翔太選手がレフトへHR。
その後も井口投手を攻め立て神戸選手の2点タイムリー、吉田選手のタイムリーで打者一巡4得点のビッグイニングを作ります。
この回のヒット4本は全て初球打ち。その他3四球と徹底した好球必打は、さすが3割バッターずらり一軍主力ずらりのロッテ打線です。
4回にも角選手ヒットから続く大嶺翔太選手の、これまた初球をレフトへ運ぶとどめの2ランで井口投手をKO。
一方侍J打線は、初回先頭打者の遠藤選手がヒットで出塁して以降5回まで一人のランナーも出せない状況。

さすがにレベルの違いを見せつけられたか、と思っていたところ中盤以降流れが変わってきました。
5回ウラ2アウト1・3塁のチャンスに、この日2HRの大嶺選手がセカンドフライ。
直後の6回表、2イニング目に入った吉原投手が突如乱れ、四球に盗塁等を絡め倉本選手と林選手がタイムリーを放ち3点を返します。
6回ウラは2アウト満塁で神戸選手が三振。また8回ウラは2アウト1・2塁で根元選手が三振。
↑一軍でも散々見せられてきた残塁ショーがここでも。。。
侍Jの中継ぎ陣が踏ん張ってゼロに抑え、攻撃にもリズムが出てきます。
得点した次の7回表は無得点ながら2・3塁までランナーを進め、8回は松本選手にもタイムリーが生まれ2点差まで迫ります。
9回も2アウトからランナーが出て、上位打線へというところでしたが、あと一歩及ばずの敗戦となりました。
それでも、イースタン優勝間近のプロ相手に中盤以降は善戦を繰り広げました。

試合後ミーティングの様子。金メダル目指して頑張れ!


今回の練習試合で、本番でも活躍が期待される選手を何人か見つけましたのでご紹介します。

★幸松 司投手(JFE東日本)
(4回途中から2番手で登板。1回2/3を被安打2、無失点。)
投げっぷりがいい。サイドハンドから躍動感あるフォームでコーナーに投げ込むコントロールもあり。
中継ぎとしてロッテ打線の勢いを止め、攻撃につなげる働きを見せました。

★関谷 亮太投手(JR東日本)
(6回から3番手で登板。2回2/3を無失点、奪三振6!)
最初のイニングはストライクがなかなか入らずフォアボールも出しましたが、オーバーハンドから繰り出されるストレートの延びが素晴らしく、青松選手・清田選手などクリーンアップから次々と三振を奪いました(6奪三振のうち3つは見逃し三振)。
直球主体の高低で勝負するピッチャーで、先発としてもいけるのではないでしょうか。

★福田 泰平選手(日本新薬)
(6回代走から出場。2打数2安打1盗塁1得点)
アピールポイントが「走力」な福田選手。代走からチーム初盗塁を決め流れを変え、反撃ののろしを挙げるホームを踏みました。
打撃が課題のようですが、この日は2安打。7回の打席では俊足を飛ばして2ベースと、持ち味を生かした攻撃を見せました。

侍ジャパンは17日まで社会人チームと練習試合を重ね、22日からのアジア大会に備えます。
ぜひ金メダルを取ってもらって今年のドラフトで多くの選手がかかって、プロでの活躍というのも観てみたいですね!

コメント