読売優勝のきっかけの試合でのビデオ判定(観戦記その54) [パ・リーグラジオ]
2014/06/27(金) 17:50

今年で10年目の交流戦は、無事全144試合を消化。
読売ジャイアンツが2度目の交流戦優勝を果たしました。
打撃10傑に読売の選手が1人もランクインしてない(HRで1人、打点で1人ランクイン)中、光ったのは12球団トップのチーム防御率。

菅野投手(防御率1.73)に加え、4年目の小山投手が4試合で3勝0敗、防御率1.33と大活躍。
杉内投手も防御率2.28と安定した成績で、いかに読売から点を取るのが難しかったか(チーム失点も12球団最小タイ)。

読売は後半戦に破竹の7連勝を飾り、一気にオリックス・ソフトバンクらを抜き去り首位に躍り出ました。
実はその7連勝のきっかけを作ったのが、通算成績で唯一負け越し、さらに今季の対戦でも2連敗中だったロッテだったのです。
きょうは、その7連勝のはじまりの試合、6月8日日曜日の読売×ロッテを振り返ります。

始球式は...マーくん?!



初回の4失点が...。

6月8日 読売×ロッテ3回戦(東京D) 読売1勝2敗
勝:小山(2勝0敗)
負:成瀬(4勝6敗)
HR:(G)村田8号③(1回成瀬)、セペダ4号①(8回上野)
観衆:44,790人 試合時間:3時間5分

読売の先発は、前述の小山投手。前回登板の日ハム戦も好投したとはいえ、今季2度目の登板。
強力なロッテ打線がどう打ち崩すか、というところでした。
1回表、鈴木選手ツーベース→井口選手レフト前ヒットで1アウト1・3塁のチャンス。
しかし続くブラゼル選手が初球をあっさりゲッツー。
まあここまではロッテの攻撃によくあることで、おまけにロッテの先発は成瀬投手。
言わずと知れたジャイアンツキラーで、ゲーム前で通算6勝1敗防御率1.87と抜群の成績。
5月23日の1回戦でも先発、7回を1点に抑え勝ち投手になっており、守りに関しては問題ないと誰しもが思っていたことでしょう。

しかし、事件は成瀬投手の1球目に。
先頭の中井選手の打球がライトフェンス際へ。ライトの角中選手がフェンスに張り付きジャンピングキャッチ。1塁塁審の栄村審判がアウトの判定をしました。
ところがこの後、原監督がフェンスに当たってからの捕球ではないかと抗議し、ビデオ判定が始まります。
ホームラン制の打球ではないのに、なぜビデオ判定があるのか?!レフト側からは大ブーイングが起こりましたが、実は今シーズンからフェンス際の打球処理に関してもビデオ判定が導入されることになっていたのです。
結局判定の結果フェンスダイレクトで2ベースという軍配差し違えのジャッジが下されました。

続く片岡選手、坂本選手と連打であっさり先制。アンダーソン選手は抑えたものの、村田選手には横浜時代からの相性か、左中間スタンドへの3ラン。いきなり4点のビッグイニングを作られてしまいました。
アウトが一転2ベースになり、誰しもガックリきそうな場面ですが、そこはロッテのエースです。
本来であればおかまいなしに淡々と抑えてもらいたかったところでしたが、中井選手の次の片岡選手がキモだったと個人的には思います。

昨年まで西武の一員として成瀬投手ともシーズン通して戦ってきた相手。
そこはセ・リーグの打者よりも攻略法を熟知しており、ファウルで粘ったあとのヒットでより成瀬投手に大きなダメージを与えたのでした。交流戦において、こういうパ・リーグで活躍した打者・投手と対戦する時はよくその試合のポイントになることが多いですね。

結局伊東監督は成瀬投手を1回で早々に諦め、継投に入りましたが4点が重くのしかかり敗戦。。。
この運も味方につけた勝利から読売は波に乗って7連勝を飾るわけです。
成瀬投手はその後抹消。23日のヤクルト戦で復帰、自身の婚約を白星で飾りましたが、また肩痛で抹消。
昨年も交流戦後に登録抹消されるなど、ピリッとしませんね。。。奥さんにがんばってもらうしかありませんか。

ま、またひとつルールに詳しくなったということで、来年は東京ドームで勝てるように応援しましょう。


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