10月12日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報] [テイスト・オブ・ジャズ]
2019/10/11(金) 20:00
「テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、土曜曜22:00~、日曜22:30~で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.483~4年に一度ではない...】

 「4年に一度では無い、一生に一度だ」。このラグビーワールドカップ(RWC)の刺激的なキャッチコピー。そのキャッチを書いた当人を、ぼくがおぼろげながら知っていたことに今回気付き、いささか驚いていると共に嬉しくも思っている次第。周りの知り合いにも、お前のコラムはジャズの話殆ど出て来ないじゃないか...等とお叱りを受け、今回こそはジャズ関連を...と思っていたのだが、その事実に気づき是非それを記さないと...と思った次第。なので皆様お許しあれ。何せ「4年に一度ではない、一生に一度」なのだから...。


 この刺激的なコピーを書いたのは吉谷吾郎氏、年令は31才。かなり若いコピーライターである。元々誰がこの蠱惑的とも言えそうな刺激的なコピーを書いたのか...、結構気になり関心があったのだが、それが吉谷吾郎と言う人物と新聞で知った時に、どこかで見たことがあるなーとは思った。ただその記事を実際読んだのでは無かったので、詳しくは分からなかったのだが、吾郎と言う字になんとなく覚えがあったのだ。それがその数日後、なんと毎日講読している朝日新聞のひと欄に、ラグビーW杯のキャッチコピーを考えた...として紹介されているではないか...。そこには東京都出身、早稲田ラグビー部出身とある。そうかあの吉谷吾郎かと腑に落ちた。と言っても直接彼を知っている訳ではない。6年前の13年、旧国立競技場の最後を飾る試合。それがラグビー早明戦で、当然ぼくも観戦したが、往年の様に万余の人が集まった印象的ラスト試合だった。それの人集めやパブリシティーを行うメインの一人として彼が協力、現役の部員などからも大いに感謝されている記事を早稲田ラグビー部報で見たこと。更に彼が付属の早稲田学院出身ということで、以前に早稲田の上井草グランドでの試合を学院出身の友人と観戦した時、その出場試合を(確かCチーム)見たこと、学院出身はその日唯一だったと思うなども思い出された。彼の代の早稲田ラグビー部はまだ覇権を争う最強豪チームで、確か今回ジャパンに選ばれている山中亮平選手とも同期の筈と思ったらその通り。この期には坂井(7人制ジャパンのキャプテンでもあった)宮沢(ヤマハで大活躍)等大学屈指の優秀な選手が揃い、付属上がりの彼はCないしDチームだったと思うが、それなりには頑張っていたのだ」と思う。


 その彼のブログを見てみると、やまちゃんと呼ぶ同期の山中との交友や、彼へのインタビューなども載っており、ぼくなどには大変に興味深いもの。更に今回最終選考で、惜しくもジャパンのメンバーから外れてしまった早稲田ラグビーの華=天才児、布巻俊介と山中との早稲田ラグビー3人衆での会話などもあり、彼が2人に「ぼくはピッチでは無理だが、側面からRWCに関わる...」と約束し、その通りを実現させてしまったこと。更に落選した後輩ヌノ(布巻)に「君はいつも努力をした。つらい時も何時も仲間のことを第一に思って行動した。ぼくは君を本当に尊敬する。将来もっと大きくなって、きっとジャパンのジャージーを着る日が来る筈だ」と結んでいるが、いかにも布巻、吉谷と言った人物の良さが出た好文で感心させられる。

 今回のRWC、早稲田ラグビー部出身は山ちゃん一人だが、最高のコピーを提供した吉谷吾郎もその立役者の一人として忘れることは出来ない。ジャパンがベスト8に残れる可能性はかなり高いものにはなっているが、まだ万全ではない。「4年に一度ではない、一生に一度」なのだから、やまちゃんこと山中選手にも全力で頑張って欲しいと思う。頑張れ 山中選手!

【今週の番組ゲスト:サックスプレイヤーの鈴木央紹さん T5 JAZZ Recordsの清水正さん】
鈴木さんの3枚目のリーダー作『FAVOURITES』から
M1Witchcraft
M2Boplicity
M3The Favourite
M4Moon River