4月29日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報]
2017/04/28(金) 19:00
テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.355~ジャズのお勉強】

 昨年の4月から1年間にわたってジャズ評論家の青木和富氏を講師役に迎え、毎月最終週の「テイスト・オブ・ジャズ」の時間に行って来たジャズの歴史講座「ジャズのお勉強」も今回が最終回となった。当初は昨年の暮れまで9回程を予定していたのだが、ジャズ120年余りの歴史を僅か9回だけで振り返ると言うのも到底難しいということで4回ほど延長、ようやく今回の21世紀のジャズと言うことで一通りの締めを迎えることになった。20世紀の歴史と共に歩んだ20世紀最大のポピュラーミュージック=ジャズは、1940年代の末頃からスタートしたモダンジャズエイジになる迄、およそ10年おきにそのスタイルを進化させ続けた、進化・発展の音楽でもある。即ち20世紀の誕生とほぼ同時に誕生した創成期のジャズ、そしてニューオリーンズジャズ、それからカンサスジャズ、更にベニー・グッドマン、グレン・ミラーなど、多くのスイングスターを生んだ30年代から40年代にかけてのスイングジャズ、そしてビバップとも言われたモダンジャズ迄。その長いジャズの歴史を再度おさらいしようと言うことで青木氏にお願いしたのだが、まあその狙いはある程度は満たされた筈で、リスナーの反応も概ね悪いものでは無かった。最終回は今のジャズと言うことで、ロバート・グラスパー、上原ひろみと言う現在の東西2大スターをメインに据え、今の時代のジャズの特徴を俯瞰してもらった。

 
講師のジャズ評論家の青木氏は、下町の中心街、門前仲町の老舗のせんべい屋の次男坊で、店は兄貴が継いでおり門仲の一等地で今でも老舗せんべい屋として君臨している。彼は早稲田大学の理工科出身で、本職は技術屋のはずなのだが、道を踏み外し大学を出て直ぐくらいからジャズライターとして仕事を始め、以降40年以上、一度も勤め人経験をしたことの無い羨ましい身分だが、そこはフリーだけになかなか厳しい面も多々あるようだ。今の彼の自宅はあの富士山の山麓・鳴沢村。元々の別荘地を改造して東京を引き払い、ここを実家にしてすでに数年。番組収録が終了すると急いで新宿のバスタから富士吉田行きのバスに乗り込む。いろいろ大変な思いをして東京に出てくるわけだが、本当に頭が下がる思い。

 
今回で一応青木氏のジャズのお勉強は終了し、次回からは「カズ・ジャズ・トーク(仮)」のタイトルで、引き続き青木氏に毎月月終わりに色々なテーマ、ディズニーやフェス(祭り)等などで、ジャズに関する自由なトークとアルバム紹介をしてもらう予定。下町っ子で話題も豊富、メカにも強い彼だけに、他には無いジャズトークが聞かれるはずで、皆様も楽しみにして下さい。取りあえず来月はそのイントロと、ジャズのお勉強のおさらいも兼ね「ぼくの好きなジャズ・ベスト4」として、青木和富とはいかなる趣向を持ったジャズ評論家なのか...と言うことが解る、彼の最も好きなアルバムを4枚持参してもらいそれぞれについて語ってもらうことにしている。どんなものが登場するのか...それはぼくも楽しみにしている。これからスタートの「カズ・ジャズ・トーク」ご期待下さい。
【今週の番組ゲスト:「ジャズのお勉強」音楽評論家の青木和富氏】
M1「Will Soon Be a Woman/Ibrahim Maalouf」
M2「No Worries/Robert Glasper」
M3「Time Difference/上原ひろみ」
M4「Anything Goes/Tony Bennett&Lady Gaga」




4月22日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報]
2017/04/21(金) 19:00
テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.354~17追分春景色】

 先日の交通事故の影響で体・心共に絶不調、これはひとつ温泉療養にでも行かねばと思い立ち、山荘の水とおし(12月から4月半ばまで水を止めている)作業の準備も兼ね、追分近くの温泉旅館に一泊と決めた。どこの温泉にしようかと熟慮した結果(体の不調に幾分効けばと言う点も考慮)、いつもの上田市郊外の室賀の里「ささらの湯」での温泉汲みもしないとならないので、それも考慮し少し遠いが外湯には何回か入ったことはあっても、宿泊は初めての戸倉上山田温泉の旅館を取ることにした。明治初めの開湯と言う比較的歴史の浅い温泉街で、千曲川を挟んで戸倉温泉と上山田温泉に分かれており、泉質もそれぞれ異なる。今は戸倉温泉の方はいささかすたれた感じもあるが信州を代表する温泉街、その上山田温泉の方の千曲川沿いの旅館に決めた。

 
身に降りかかった惨事でもある交通事故に関して言えば、加害者である83才の爺さんは肋骨が折れ1週間ほど入院、そのため事故現場検証も10日ほど遅れたんだと、見舞いも兼ねて伊豆の韮山から電話して来た。それによれば事故当時の記憶は殆どなく、こちらの車に突っ込んでようやく意識が戻った様子。怪我がなくて何より等と他人事のように言うから、危うく怒鳴りそうになったがそこはぐっと飲みこんで大人の対応。しかし調子は最悪、とんだ災難で爺さんを恨むことしきり...。交通事故にあうと体調はもちろん車とすれ違っても体が引いてしまう感じは残る。困ったものである。

 
上山田温泉に向かう当日、昼前に追分の山荘に到着し雨戸をあけ風を通す。山荘や別荘などは殆ど使わないものも多く、そうなると風通しをしないだけに家の傷みも早い。ただこの4月初めの時期はさすがに空いている別荘は殆どないのだが、ここを定住地に変えてしまっている人もちらほら。陽光も温かく日向ぼっこには絶好だが、長居は出来ない。一路上田郊外に向かい効能あらたかな室賀温泉(日帰り温泉施設)で温泉水を汲み、上山田温泉に向かう。室賀からは800メートル近い山越えをすれば上山田温泉にまっすぐ出れるのだが、うっすらと雪も残っているので山越えは断念、大きく迂回して千曲川添いを下り上山田温泉に着く。以前は歓楽温泉として悪名を馳せた戸倉上山田温泉街もこの30年ほどは家族連れ・夫婦連れが中心の温泉街に変貌、もともと泉質は良いとだからもっと人気が出ても良い筈だが、かつての悪評が影響しているのか余り活気があると言い難い。その上平日だけに訪れる温泉客も少ない。旅館は千曲川べりのこじんまりとした宿で築80年強。その離れの一室でここもかつて火事で一度焼け、立て直したのだと言う。食事も久しぶりの部屋食だったが、若い人達は余りこうした堅苦しいスタイル、好まれないのではと...言った気もする。浴場はビル仕立ての本館6階屋上にあり、千曲川が真下という感じで中々に気持ち良い。ただ泉質は上山田の有名な外湯、"かめの湯"や"瑞祥"などに比べるといささかパンチ=強度に欠ける。強烈さは無いのだが、事故後の治癒的な湯あみなのでまあこれ位が妥当なのかも知れない。

 
その日はかなりゆっくり寛ぎ、翌朝はまた追分の山荘に戻った。お山(浅間山)はてっぺんの方がまだ真っ白、雪をかぶったお山の姿もまた雄々しく見事である。追分の4月は未だ冬の終わりと言った感じで、全体に寒々としているが、天気が良かったのでポカポカ陽気。そろそろ桜の開花も...と言った感じもあり、この静かさ・穏やかさは貴重だ。
 
山荘近くの話題としては、以前から工事をしておりいつ完成なのかが気がかりだった、佐久パラダイス(佐久インターの近く)の温泉健康施設がなんと昨年11月末に完成していたと言う。信越高速道路から直行出来る佐久パラダ・スキー場をメインにした施設(冬以外には昆虫館など家族向け施設も利用される)に、新たに佐久市が温泉健康施設をプラスした形式。2年ほど前から気になっていたのだが、それが完成したとあらばこれは行かなければ...と言うことで、山荘に着くとすぐに新設の平尾温泉「パラダ」に向かう。ただこの近くは余り温泉が出る地域ではないので、期待はしていなかったのだが、やはりその通りで温泉施設と言うよりも健康スポーツ施設に温泉が付いている形で、実際の温泉は露天風呂一か所だけ。後は様々なお風呂が並ぶ健康ランドと言った体裁だったが、ただここのお勧めはその露天風呂からの素晴らしい景観。佐久平は一望だし、八つ岳連峰、霧ヶ峰、美ヶ原、そして北アルプスの山々まで、山好きならば応えられないパノラマビュー。温泉は余り勧められないが、この見事な景色だけでもいささか高めの入浴料も許してしまうという気にさせる。

 そして今回の山荘訪問にはもう一つの役割もある。それが今年また7月末に実施される「軽井沢ジャズフェス」協力関連先への挨拶。フェスを始めた友人の伊藤八十八プロデューサーが亡くなってもう数年、奥さんの妙子さんがその遺志を引き継いで開催し続けているのだが、今年もまたお笑い界の重鎮、高平哲郎氏の全面協力(構成・演出など)で開催を決めたとのことで、高平氏からも連絡ありぼくもまた微力ながら協力することにしている。高平氏の話だと今年は洗足学園のジャズ科教授を引退した誠一ちゃんことテナー奏者の中村誠一を司会に迎え、色々と面白いことをやりたいという。彼のかつての師匠、山下洋輔御大がフェスに登場するかはまたのお愉しみだが、今年も番組に誠一・哲郎両氏を迎えて、このジャズフェスの宣伝をしてもらおうと思っている.そうなれば誠一ちゃんは20年振りぐらいの登場と言うことになる。彼の娘さんも今やジャズシンガーとしてそれなりの売れっ子になっているので、親子共演も面白いかとも思う。皆様もお愉しみの程...
【今週の番組ゲスト:ベーシストの紙上理(しがみただし)】
Ellingtonian7の『In A Sentimental Mood』から
M1In A Sentimental Mood
M2Song Of Five Islands」
M3Hokkaido No Uta」
M4Ellington Medley



4月15日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報]
2017/04/14(金) 19:00
テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.353~ラジオ出演】

 久方ぶりにラジオ出演をした。と言っても当然、ラジオ日経の番組ではなく他局のジャズ番組である。局はFM東京の子会社でデジタル音楽放送を行っている「ミュージック・バード」。パーソナリティーが吉祥寺の辛口親父こと寺島靖国師で、タイトルは確か「寺島靖国のジャズ・カフェ」。何とこの局ならではの2時間に喃々とする長尺ジャズ番組である。番組は10数年続いていると言う「ミュージック・バード」の名物番組で、かなり前からゲスト出演しろと師から迫られていたのだが、毎回何かと理由を付けてやんわりと断り続けて来たのだが、ある事情があって今回はついに断り切れずに番組出演せざるを得なくなってしまった。
 「ミュージック・バード」は音楽専門局なので当然ジャズ番組も多く、ライター仲間の杉田誠一氏やMrブルーノートこと行方均氏やFM東京で様々な音楽番組を手掛けた小針氏など、様々な知人たちが番組パーソナリティーを務めており、まだぼくもラジオ局員だった頃は時々ゲスト出演したものだったが、最近はとんとご無沙汰。久方ぶりに麹町にあるエフトーこと、FM東京の局舎に向かった。
 番組の収録は毎週土曜日の午後とのことで、四ツ谷駅から歩いて行ったのだが、土曜日だけに警備員に呼び止められ事情を聞かれるなどややこしいことこの上なし。まあ日頃世話になっている(?)寺島師の頼みだけにここは従順に従い、「ミュージック・バード」のある4階へと上がるが、いささか到着が早かったようでまだ誰もいない。スタジオなどを見学させてもらったが、以前と違い全てワンマンスタイルのスタジオで大分狭い感じ。前にはエフトーの立派なスタジオで収録した筈なのだが、ここら辺にも時の経過を感じさせる。ただしスタジオ自体はかなり使いやすい設計にはなっている。少しするとディレクターの太田氏が到着。彼はもう30年以上前、ラジオたんぱがFM東京に第2スタジオ(ライブ収録も可能な大きなスタジオ)を貸し出していた時代、そこで収録されていた渡辺貞夫さんの「ナベサダとジャズ(もしかしたら「マイ・ディア・ライフ」というタイトルか...)」でADを務めていた男。あまり話をしたことはないが顔見知りになっては長い。そうこうするうちに御大寺島師匠も到着。何か打ち合わせでも...と思ったが特にそんな気配もなく、もう一人のゲストの到着を待つ。

 
そしてそこに現れたのが20代後半の美女。これならば収録も愉しくなるなー、などと一人にやついていると寺島師からその美女を紹介される。岩谷さんと言い今注目の女ケーブル師だと言う。ケーブル師と聞いてもなんのこっちゃか良く分からなかったが、これが高価なオーディオケーブルを扱う仕事師なのだとのこと。若い美形ながらも変わった人だなーと感心しきりだったが、今回の番組の趣旨は彼女が「ジャズオーディオに於けるケーブルの重要性について」、なんとこのわたし目に教えてくれるのだとのこと。それに対しぼくの方は彼女にジャズの面白さ・愉しさを伝えて欲しいのだと寺島師は言う。まあほとんど打ち合わせなどもなく番組はスタート。用意してきたキース・ジャレットなどを掛け彼女にその素晴らしさを伝えるのだが、果たしてどう伝わったか、自信は皆無。一方彼女はケーブルなどを用意(オーディオケーブル会社の宣伝社員の様だ)、高いケーブルだと音の解像度も格段に違い、彼女の解説も堂に行っており、その美形振りも相まって納得すること多々で、いちいち頷き返していた。

 
2時間の収録もまあどうやら順調に終わり、局舎近くの中華料理屋で打ち上げ。美形で明るい岩谷さんのおかげで大分愉しい思いも出来た。この次は我が"「テイスト・オブ・ジャズ」にゲスト出演頂き、ジャズオーデなどについて話して貰おうということになって会はお開き。聞けば彼女この仕事についてまだたったの1年。それが天性の耳の良さで、オーディオ業界でもう評判のケーブル師として認められているのだと言う。天は二物を与えた好例だと彼女を褒めておいた。好い印象を持ってくれたかな...。

 彼女が持参したアルバムはテナー奏者、チャールス・ロイドのECMから出した新譜『アイ・ロング・トゥ・シー・ユー』。あの世界の歌姫ノラ・ジョーンズもゲスト参加しており、その曲「ユー・アー・ソー・ビューティフル」(ジョー・コッカーが歌いう大ヒットした)を掛けたが、これがまたいい音でいい歌いっぷり。痛く感心しました。
【今週の番組ゲスト:シンガーのMARUさん】
1stジャズアルバムとなった『I CAN HANDLE IT』から
M1Getaway
M2
Doesn't Really Matter
M3
Agua De Beber
M4
Lover Man
M5
Hallelujah I Love Her So

4月8日の「テイスト・オブ・ジャズ」 [「テイスト・オブ・ジャズ」プログラム情報]
2017/04/07(金) 19:00
テイスト・オブ・ジャズ」は毎週土曜日18:00-18:30(本放送)ほか、各曜日で再放送中。番組進行は山本郁アナウンサー。 番組収録のウラ話はこちらのブログでも紹介されています。

【小西啓一の今日もジャズ日和Vol.352~ジャズ講座終了】

 中野区のある公民館から頼まれ、今年の1月末から数回にわたってジャズ講座を担当した。公民館主催の熟年教養講座の一環で平日昼間の開催。それだけに集まった聴講生40名ほどは、ほとんどがぼくと同じ位かそれ以上の年令の女性がメインで、それも半数程がジャズになじみが無いと言う。時間は2時間ほどでかなりな長尺講座である。担当者の方からは前もって「ほとんの人がジャズを知らない人達ですから...」と聞かされていたので、大きなテーマは初めての人にも少しは馴染みやすいようにと、「日本のジャズ~日本のジャズもこんなに素晴らしく愉しい...」とした。そしてその中から、戦前のジャズ~日本のジャズ創成期から戦後の進駐軍ジャズ、更に日本のモダンジャズ開国と発展、そして中野区と言う土地柄も考え「中央線ジャズ」などとそれぞれのテーマ立てをして、講座を開講することにした。

 
まあそういっても決して型苦しいものではなく、至って解り易く興味深いものにしようと考えて進めて行くことにした。その1回目が「戦前のジャズもこんなに活気があった...」と言うことで、以前このコラムでも書いた、エノケンや笠置シズ子、日本のジャズソングの草分け=二村定一、ディック・ミネ、川畑文子、そして服部良一迄、またそれ等に関連したフランク・シナトラなどの本場のシンガーやビッグバンドの演奏なども織り交ぜ2時間の講座を無事終了、手前味噌ながらもなかなか好評だったようで、担当者の方からもお褒めの言葉をいただいた。聴講生のおばさま方もジャズは知らなくても、エノケンや笠置シズ子、ディック・ミネなどは小さい頃のスターだったので馴染み深かったようで、質問のコーナーでは「日本のジャズでどうして美空ひばりが出てこないんですか...」などとも聞かれ、それは次回以降とも答えたりしたが、全体に結構な盛り上がりだった。

 
講座の主体が中野区の公民館と言うこともあり中央線ジャズのテーマで講座を進めた時には、中央線でいかにジャズ喫茶が栄えたか...などの話も、実際のジャズ喫茶の名前を上げて話たりもした。それ以上にこの回では中央線ジャズの総帥、天才アケタこと、ジャズピアニストにして西荻ジャズスポット「アケタの店」のマスター、日本のオカリナの代表者等々、多才な顔を持つ明田川荘之大先生にご登場いただき、実際にオカリナや電子ピアノでのジャズ演奏まで御披露してもらい、その盛り上がりは最高。ただ初回に比べるといささか聴講生の数が少なかったのは残念だったのだが...。アケタはこの公民館のすぐ近くの女子美術大で、今年まで10年余りジャズの授業を持っており、今は健康状態がすぐれないので講座は休止とのこと。実際いささか元気ない様子で心配したのだが、いざ講座が始まりゲスト登場となると例のユーモア満載トークで皆を愉しませ、実際の演奏で興奮させるなど、長年務めた美大ジャズ講師の肩書通りの素晴らしさ。ぼくも彼に大分助けられスムーズに2時間過ごすことが出来ました。アケタ先生ご自身も調子悪い中、本当に色々有難うございました。謝謝!

 
中野区でのジャズ講座の締めは、公民館近くの老舗ジャズ喫茶「ジニアス」での実践ジャズ教室。元々渋谷の百軒店にあったジャズの名物店がこの中野新橋の地に移ってもう数十年、今や完全に地域に根付いたジャズ喫茶として地道に活動しているこの店の名物マスターにもご登場頂き、ジャズ喫茶の歴史やこの店での音楽の楽しみ方、素晴らしいスピーカーでのジャズ鑑賞の仕方等々をレクチャー頂き、お店の旨いコーヒーやケーキを愉しみつつ学んで行くという、いかにも締めに相応しい内容で参加者は大満足。メデタシメデタシの幕終いで、数回のジャズ講座はお開きとなった。
 
4月からもまた似たようなものを考えたいとのことだが、果たしてどうなるのやら...。

【今週の番組ゲスト:「やまや」の山崎ふみこさん(Vib)、平山織絵さん(Vc)、山田貴子さん(Pf)、昨年末リリースされた『山下白雨』から】

M1Stay close to my heart
M2
Sanka-Hakuu
M3
Ceria
M4
Happy Lucky Happy」