番組紹介

ラジオNIKKEI第1 毎週月曜日 17:00~17:30
提供:フジトミ

テレビのコメンテーターでもお馴染みの真壁昭夫がラジオNIKKEIに登場! 株式、為替、商品の今を30分にまとめ、マーケットファンの期待に応えます!

【 ライブ動画・アーカイブ動画(YouTube)】 https://www.youtube.com/channel/UCm_qshyOVpPeJ9tub6CRzmg/

【Twitter】@rnmarketv
https://twitter.com/rnmarketv

新着記事

日本株を見る上でNYダウとユーロドルを確認しよう! [フジトミコラム]

2019.01/16 番組スタッフT 記事URL

皆さんこんにちは。「真壁昭夫のマーケット・ビュー」提供、株式会社フジトミの山口です。



2019年がスタートして既に1月も半ばに指しかかりました。

昨年末から今日までの主要株価指数と主要通貨ペアの動向についてチェックしてみました。

まず、下のチャートは昨年12月28日(大納会)からの各金融指標の推移です。(12月28日を100として指数化)



話を相場に戻しますが、通貨の上昇や下落をお伝えする際には、通貨の強弱に着目しています。

【今年一番強かったのは『日本円』】
例えば、今年1年間で強い通貨と弱い通貨を並べると、次のようになっています。



さらに、各指標それぞれの相関係数を算出したものが下のマトリックスになります。相関係数は‐1から1まで数値となり、1に近いほど相関関係が高く、-1に近いほど逆相関、

また、0に近いほど関係性が低いことを意味します。


(1に近いほど赤く、-1に近いほど緑色になるよう網掛けをしています)

マトリックスからわかることは、昨年末以降の値動きの推移を比較するとNYダウとFTSE100、DAXの株価指数どうし、また、ドル/円とユーロ/円の相関関係が高いことが伺えます。

また、日経平均においては、NYダウとユーロドルの相関係数がやや高めでることがわかります。

さらにユーロドルは、総じて主要な株価指数との相関がやや高めになっていることがわかります。

相関係数はたまたまこの時期は似たような動きになったということもあり、今後も継続するかどうかはわかりません。

その後の相関係数の変化もチェックが必要ですが、当面ということであれば、株価が上昇する際には、ユーロ/ドルはどちらかといえば買われやすい(ユーロ/ドルのBuySell)傾向があり、逆にユーロ/ドルが下落する場合は主要な株価指数も下がりやすいと考えられます。

米中通商問題だけではなく、Brexitをはじめユーロ圏においても政治的なリスクが燻っているため、目先の株式を見る上では米国の株式市場に加えてユーロドルの動向についてもチェックしておきたいところです。


【フジトミ公式Twitterのお知らせ】
フジトミではフジトミ公式Twitterで株式や為替に役立つ(役立たないことも有!)情報を配信しております。

月曜日の夕方には、Twitterで当番組でのテーマなどについてもつぶやいておりますので、是非、フジトミ公式Twitterのフォローもよろしくお願いいたします!


また、フジトミでは大規模セミナーだけではなく、少人数のセミナーも東京本社ならびに大阪支店において開催しております。詳細につきましては弊社WEBサイトのセミナーカレンダーをご覧ください。

※セミナーでは、ご紹介した金融商品の勧誘をおこなう場合があります。

先週の金融市場から(1月7日~1月11日) [真壁昭夫の分析]

2019.01/15 番組スタッフT 記事URL

米国の金融市場において、利上げ予想が後退している。金融政策に関する市場参加者の期待などを反映しやすい2年金利は年初、2.3%台まで低下したのち、株価の持ち直しなどを受けて2.5%台まで水準を戻した。これは、政策金利(FFレート)の上限(2.5%)と同等である。従来に比べ、市場参加者の利上げ予想は大きく後退した。そのため、ドルの上値も抑えられている。

また、欧州経済の減速懸念、ブレグジット交渉の先行きなど、不透明感を高める要因も増えている。主要通貨のドルに対する為替レートを考えた場合、追加利上げを理由にドル高を期待することは難しくなっていると考えられる。同時に、ユーロとドル、英ポンドとドルの為替レートを考えると、政治リスクに為替レートが振り回される展開も否定はできない。一筋縄ではいかない為替相場動向が続きそうだ。

米2年金利の推移


(記:真壁昭夫)

【お知らせ】1月7日放送分のアーカイブはこちらからご覧ください

2019.01/07 番組スタッフT 記事URL

1月7日の番組アーカイブは こちら でご覧ください!
(YouTubeのサイトへ移動します)


今日の深堀りコーナーは、真壁さんと大橋さんのじっくりトークでお送りしました。トークのテーマは「年初の株価下落&ドル/円急落をどうみる?」。



来週はお休みです。次回の放送は21日月曜日です。どうぞお楽しみに!

先週の金融市場から(12月31日~1月4日) [真壁昭夫の分析]

2019.01/07 番組スタッフT 記事URL

1月2日の米国時間夕刻、アップルのティム・クックCEOは投資家向けの書簡を発表し、2018年10~12月期の売上高が従来の予想を下回る約840億ドルになったとの見通しを示した。この業績見通しは市場参加者の失望を買った。

アップルの業績拡大のモメンタムは鈍化している。このマグニチュードは軽視すべきではない。重要なことは、リーマンショック後の米国および世界経済を支えてきたアップルをはじめとする米IT先端企業のイノベーションが停滞しつつあると考えられることだ。

雇用統計を見る限り、米国経済は好調さを維持してはいる。その中で、GAFAをはじめとするIT先端企業の業績および経営戦略がどうなっていくかは今後の世界経済を考える上で重要である。

アップルの株価推移



(記:真壁昭夫)

【お知らせ】ラジコ・タイムフリーでも24日のスペシャル版をお聴きになれます!

2018.12/28 番組スタッフT 記事URL

24日に放送した「真壁昭夫のマーケット・ビュー~徹底分析 マーケット冬の陣!~」はラジコのタイムフリーでもお聴きになれます!(31日まで)

2019年はどうなる!? ぜひ、こちらからアクセスしてください!
真壁昭夫のマーケット・ビュー~徹底分析 マーケット冬の陣!~

今年の通貨は、何が強かったのか? [フジトミコラム]

2018.12/28 番組スタッフT 記事URL

皆さんこんにちは。「真壁昭夫のマーケット・ビュー」提供、株式会社フジトミの山口です。



ご存知の方も多いかと思いますが、音楽には強弱記号というものがあります。ff(フォルテッシモ)やmp(メゾピアノ)などで、それらの記号が付されたところでは、強弱をつけて奏(かなで)でます。

ちなみに、最も弱く奏でるのがpppppp(ピアニッシシシシシモ)、最も強く奏でるのがffffff(フォルテッシシシシシモ)です。

話を相場に戻しますが、通貨の上昇や下落をお伝えする際には、通貨の強弱に着目しています。

【今年一番強かったのは『日本円』】
例えば、今年1年間で強い通貨と弱い通貨を並べると、次のようになっています。


※東京金融取引所に上場している米ドル/円とクロス円を対象に2017年末の終値に対し、2018年12月27日時点での変化率を、日本円を中心(0)に比較
※薄い青色はハードカレンシー(主要通貨)
※濃い青色はマイナーカレンシー(マイナー通貨)

日本円を0として計算しているので、今年、最も強かった通貨は「日本円」となります。そして、次に強かった通貨は「米ドル」、次いで「香港ドル」、「メキシコペソ」といった具合です。逆に今年、最も弱かった通貨は「トルコリラ」、次いで「南アランド」、「スウェーデンクローナ」、「豪ドル」となっています。

したがって、今年は、「通貨」でいえば日本円や米ドル買いのトルコリラや南アランド売り、「通貨ペア」でいえば、トルコリラ/円や南アランド/円の売りや、豪ドル/米ドルの売りで、パフォーマンスが出たということです。

【通貨ペアを限定せずに、通貨の強弱に目を向けること】
為替相場で投資をする上では、米ドル/円という通貨ペアだけに固執しないほうがいいと考えています。私自身、記事やレポートなどを書く上でも、(通貨として)「米ドルと日本円が強く」という表現を良くしますし、一般的に経済の専門ニュースでも見かける表現です。

もちろん、(通貨ペアの)「米ドル/円」が買われるとか売られるという表現もします。

したがって、「(通貨として)米ドルと日本円が幅広い通貨に対し買われて、米ドル/円は下落した」という場合は、「米ドルと日本円が他の通貨に対しては買われたけれども、米ドルよりも日本円の方がより買われた」ということになります。

それでは、実際に為替相場に投資をする上で、なぜ、通貨の強弱に目を向けなければならないのでしょうか?

例えば、徒競走をイメージしてください。走るのが速いと見込まれている2名のうち、どちらが勝つかを予想するよりも、早そうな人と遅そうな人を予想する方が、やりやすくないでしょうか?

今年であれば、日本円や米ドルは買われやすそうだというのは、私も年初から伝えていました。逆に弱そうな通貨としては、トルコリラや豪ドルあたりは予想されていたと思います。

それであれば、敢えてどちらが勝つかを予想するのが難しい米ドル/円を取引するのではなく、強弱を組み合わせた通貨「トルコリラ/円」「豪ドル/円」「豪ドル/米ドル」などの方が予想しやすかったのではないでしょうか?

また、仮に今年の「米ドル/円」の相場を予想して当たってとしても、「トルコリラ/円」「豪ドル/円」「豪ドル/米ドル」の方が、利益率が高いわけですから、合理的に考えれば、後者を取引すべきではないでしょうか?

※余談ですが、グラフの主要通貨とマイナー通貨をわざわざ色分けしているのは、流動性(取引量があり、売買しやすい)の高さがわかり易くなるためです。また、個人的には主要通貨同士の通貨ペアを取引するのが好ましいと考えています。

【2017年と2016年の通貨の強弱】
次の2つのグラフは2017年通貨の強弱を、日本円を0%として示したものです。


2017年はユーロ買い米ドル売り(=ユーロ/米ドルの買い)のパフォーマンスが上がり易かったといえます。


2016年は英ポンド売りを中心に取引をしていればパフォーマンスが上がったということがいえます。具体的には、英ポンド/円の売り、英ポンド/米ドルの売りなどです。

【来年の為替マーケットは?】
それでは、2019年の為替市場はどうなるでしょうか? 個人的には、米国は世界経済の牽引役ですが、(米中だけでなく日米の貿易問題も取り上げられやすく)、米国の景気後退や利上げペースの鈍化懸念などもあるため、「米ドル」は何かしらにつけ弱くなりがちなのではないかと考えています。一方で、日本円は買われやすい地合いにあると予想します。 さらに、新興国通貨など、この数年売り込まれてきた通貨は、来年は買われやすくなるかもしれません。 【最後に】 今年は、年末にかけて株式も為替もボラティリティが高まりました。来年も色々なイベントが予定されていますし、突発的なことが起こる可能性もあります。個別の通貨ペアや銘柄に固執せずに、強いものを買い、弱いものを売るということが重要なのではないかと思います。

来年もよろしくお願いいたします。

※このコメントはテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

新着記事一覧

新着一覧はコチラ

パーソナリティ

真壁 昭夫
まかべ あきお

法政大学大学院 政策創造研究科教授。
1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学ロンドン・ビジネススクール卒(MsC・経営学修士)、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向、みずほコーポレート銀行業務監査部参事役。1999年より有名大学の講師・教授を歴任し、法政大学大学院 政策創造研究科教授。執筆活動にも力を入れており、最新著書「仮想通貨で銀行が消える日(祥伝社)」2017年4月1日発売。

大橋 ひろこ
おおはし ひろこ

フリーアナウンサー。マーケット関連、特にコモディティ、デリバティブ番組でキャスターとして活躍中。一方で映画やアニメなど声優としての顔も持つ。趣味はアンチエイジング。

山口 哲也
やまぐち てつや

(CFD)
株式会社フジトミ チーフテクニカルアナリスト
国内中堅証券会社にて、オンライントレードサービスの立ち上げや、主に株価指数と為替相場の分析に携わる。国際認定テクニカルアナリストとして幅広い分析手法を網羅しており、その知見を活かしたわかりやすい解説が好評。日経CNBC、東京MXテレビなど、多くのメディアに出演。国際テクニカルアナリスト連盟 国際認定テクニカルアナリストCFTe。

米倉 教公
よねくら のりまさ

(FX)
株式会社フジトミ 投資サービス事業本部
国内外銀行ディーラー・証券会社リテール営業・外資系投信のファンドマネージャー、債券ディーラーなど豊富な金融業界経歴を持つ。一目均衡表や60分足移動平均線など、各種テクニカル指標を組み合わせた独自の市場分析は、一般の投資家からわかりやすいと好評。商品・株式・FX・債券・デリバティブなどあらゆる金融商品分析を得意とする。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリストCMTA、ファイナンシャルプランナー

齋藤 和彦
さいとう かずひこ

(商品)
株式会社フジトミ 情報サービス室チーフアナリスト
独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミ情報サービス室チーフアナリストとして「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBC「ラップトゥディ(毎週金曜)」等、多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。

パーソナリティ一覧はコチラ